御鏡家33代目当主麗佳と34代目当主暁良のカップリング。うちの一族では、恋仲だった相手が氏神に
なったので交神に至るケースはままあるのですが、片方が氏神でももう片方は昇天しないケースばかり
だったので、この二人がどっちも氏神になったことは親としても大変嬉しかったです。暁良は実直で純
情で奥手という三重苦で(笑)、初陣の頃から麗佳にほのかな恋心を抱いていましたが、麗佳が死んで
当主を引き継いだ時は純粋に「後々御鏡の力となる」と思って彼女を氏神推挙しました。
その後親友の月刃丸に「惚れた女が氏神になってんだから腹くくって行ってこい」といわれて漸く麗
佳と自分が交神可能な状態であることを自覚し(笑)、それは当主の権限濫用ではないのかと困惑する
背中を月刃丸から押し出されて交神に至りました(暁良と月刃丸の100質参照)。
麗佳は暁良よりも9ヶ月年上、かなりの年の差カップルです。麗佳は血縁上は暁良の叔母であり、敬
愛していた異母兄(暁良の父親・32代目の正澄)から当主を引き継ぐ際、くれぐれも息子を頼むと言わ
れて、当初は繊細で戦には向かない気性の甥の面倒を一生懸命見ている、という感じでした。
しかし、麗佳は責任感が強い子で、強すぎるゆえに自分を追い詰めてしまうところがありました。
暁良が長じるにつれて討伐隊の重要な戦力になっていく中、彼が不器用に、ひたむきに自分のことを
気遣ってくれることに救われるところも多々あり、いつしか麗佳の方も暁良に家族以上の感情を抱く
ようになりました。
それでも、麗佳は「自分は暁良よりも9ヶ月も年上なんだから」とその感情を頑なに自制したまま
死を迎え、二人の思いは結ばれることはないのか…というところに暁良の交神の話が(月刃丸のお陰
で)振って湧いて(笑)、晴れてカップル成立となりました。
ナビゲーターの光透美は麗佳と同い年で、他家様からの養子です。身の丈六尺を越える長身で筋肉
質という大筒士で、麗佳の親友。快活で豪快な姉御肌、麗佳の死の翌月に後を追うように死んだ後に、
やはり氏神として昇天しています。状況としては、天界で晴れて氏神夫婦となった二人に対して、光
透美が突撃レポートしているような感じでしょうか(笑)。
本来100の質問ですが、ここでも50問までを使わせていただいてます。
暁:月影ノ御鏡…生前は御鏡暁良と申しました。火の氏神です。
麗:御鏡白山天、生前は御鏡麗佳と申しました。私は水の氏神です。
光:で、あたしが進行役の清乙女御鏡、生前は御鏡光透美と言いました。じゃ行くよ、覚悟はいい?(笑顔)
暁:は、はい(そ、その意味深な笑いは一体…/汗)
麗:光透美、お手柔らかにね(苦笑)。
暁:死んだのは1歳5ヶ月の時でした。つい最近、氏神となって天へ迎え入れられたところです。
麗:私は…1歳6ヶ月の時です。暁良とは、9ヶ月年が離れていて…私の方が上でした。同じくらいの年の暁良
と一緒にいる、というのが何だか不思議な感じがするわ(笑)。
暁:(困惑)せ、性別…?男ですが…(何故そんなことまで聞くんだろう…)。
麗:女です。
暁:月刃丸からは、考えすぎだとか莫迦正直だとか色々言われていました…実際そう思います(苦笑)。
麗:どうも一人で無理をするところがあるようで…私も、光透美からよく怒られてたわよね(笑)。
光:だってあんた細っこいのに無理ばっかすんだもん。傍で見てるとぶっ倒れるんじゃないかって心配なんだ
よ。もっと食べろって言ったのに。
麗:食が細いのはしょうがないじゃない…(苦笑)。
暁:とても責任感の強い方で、いつも背筋を伸ばして毅然としている。自分を厳しく律するけれども、一族へ
の思いやりを絶やすことがありません(真顔)
麗:そ、そうかしら?真顔でそういうこと言われると…(赤面)
暁:…ど、どこか間違ってました?(汗)
麗:ううん、なんだかちょっと照れくさくて…(照笑)。暁良は、すごくひたむきで…何に対しても一生懸命
なの。それに救われるところも多かったわ。
暁:そ、そうでしょうか(照)
光:……。
麗:光透美?どうしたの?(きょとん)
光:…いや。なんでもない(天然同士のカップルだとこれだからなあ…最後の方砂吐いてそう/笑)
暁:御鏡の家です。1043年の6月に、俺が来訪した時に。父上に連れられて、皆様へご挨拶をした時だったで
しょう。
麗:ええ、そうね。よく覚えてるわ、白い水干を着てお父様の隣にちょこんと立っていたの。
光:可愛かったよねー。女の子みたいで。
暁:ええと…厳密に第一印象、というのはよく覚えていないんです(照笑)。とにかく女人の多い家だ、と思
って目を白黒させていたような…。月刃丸のところに連れて行かれて、年の近い男の子がいる、と安心し
た記憶があります。
麗:女所帯だったものね(笑)。殿方というとあなたのお父様と月刃丸だけで。月刃丸に続いて男の子がまた
来た、ってみんな大騒ぎだったのよ。お父様によく似て綺麗な顔立ちの男の子だな、って思ったわ。
暁:そ、そんな子供でしたか?(赤面)
光:男にしとくにはもったいないくらい可愛い顔してたからねー。でも、女たちのいじられ役の矢面に立って
たのは月(※月刃丸)だったんだよね。あんたが無事だったのはあの子のお陰なんだから、感謝しときな。
麗:率先して月刃丸をいじくってたのは光透美じゃない…(苦笑)。
光:ちなみに、麗佳を大勢の女の中から麗佳として認識した時の第一印象はどうだったの。
暁:ええと…確か指南の合間に漢詩を教えていただいた時が最初だった…と思います。父上がお忙しそうだっ
たので、難しいところを誰かに教えてもらおうと思って…館の中をうろうろしていたら、光透美さんに
「そういうむつかしいことは麗佳に聞け」と連れて行かれたのが最初でした。多分。
光:あれ?…あたしそんなことしたっけ?忘れた(笑)
麗:ああ、そうだったわね。小さいのにずいぶん難しいものまで読んでるな、って思ったのを覚えてるわ。
暁:とにかく緊張して…俯いて、麗佳さんの手ばかりを見ていた記憶があります。何を教えてもらったのかは
覚えてません(苦笑)。
光:へえー。何で緊張してたの?麗佳が美人だったから?(笑顔)
暁:わ、忘れました(赤面)
麗:もう。そんな昔のこと、聞いたって覚えてるはずないでしょ(赤面)
暁:えっ…それは、その。…光透美さんの前で答えないといけないことなんですか。
光:当たり前だろ。質問者はあたしだよ。答えられない、ってのはなしだからね。出来合いとはいえ、答える
って言った以上質問者からの質問には絶対答えること(笑顔)わかった?
暁:(うわぁ…この先一体どんな質問があるんだ/汗)え、ええと…(赤面)先ほどの問いと被ってしまい
ますが、責任感が強くて毅然としていて…でも、一族への思いやりを忘れないところ、でしょうか。
光:ふうん(笑顔)。麗佳は?
麗:ええ〜…わ…私もさっきの問いとほとんど同じよ。何事に対しても一生懸命でひたむきで…私のことをと
ても気遣ってくれたの(赤面)。
光:うんうん(笑顔)。
暁:(手ごわいなあ…/汗)
暁:嫌い、というほど強く思うことではないですが…お一人で無理をされること、です。自分に何か手伝える
ことはないものか、と…もどかしい気持ちになります。
麗:ご、ごめんね…(照笑)。私は…暁良に嫌いなところなんて、ないわ。
暁:え…そ、そうですか?(赤面)あの…この際ですから、洗いざらい言って頂いた方が…。
麗:ううん、ほんとにないのよ(にこにこ)
光:あっそう(うわー来た…この天然ラブラブカップル/笑)
暁:あまり相性がどうこうということは考えたことはないですが…いいと言えるのではないかと思います。
麗:相性が悪い人と一緒にいたいとは思わないんじゃないかしら…(笑)。
光:…まあ、愚問っちゃ愚問だね(笑)。
暁:麗佳さん、と。たまに当主様、とうっかり口走ってしまうことがあるんですが…数ヶ月間の習慣というの
はどうも、落としきれないようで(苦笑)。
麗:私は暁良、って呼んでるわ。
暁:いえ…別に、今のままで。
麗:暁良はいつになったら、私のことを麗佳、って呼んでくれるのかしら?(笑)
暁:えっ…その、呼び捨てにはどうしても抵抗がありまして…やっぱり数ヶ月間の習慣が抜け切れなくて(苦
笑)。申し訳ないです、努力します…。
光:死んじゃったんだから年上も年下もないだろ、まったく。
暁:朱鷺、でしょうか。たたずまいと、赤と白の色合いが。
麗:動物、っていうのは難しいわね…(困惑)そうね、白鷺?飛ぶ姿が綺麗だから…暁良は舞手だし、髪の毛
も銀色でしょう。
暁:そ、そんなに優雅なものでしょうか?(赤面)
光:朱鷺と白鷺、ねえ。…何一字違いの似たようなもんあげてるのさ(呆)。まったくほんとにラブラブなん
だから…。
麗:えっ?でも、朱鷺は『とき』で…あっ!(赤面)じ、字の方までは考えてなかったの…ほんとよ?
光:はいはい(天然でこれやるんだからなあ…ったく/笑)
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
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暁:そうですね、麗佳さんは本を読むのがお好きなので…本とか、あとは装飾の凝った文箱、などはどうでし
ょう。生前、俺に当主を譲って下さる前…もう必要ないから、と文箱を下さったでしょう。お返しと言っ
ては何ですが…。
麗:そういえばそんなこともあったわね(照笑)。暁良は笛が上手なの。だから、腕のいい職人さんに笛をし
つらえてもらうとか…あと、絵もとても上手だから。筆や、綺麗な色の顔料が手に入るようならそれでも
いいかもしれないわ。
光:暁良のは何だかお硬い感じの贈り物だね。もっとこう、衣とか櫛とかそういう発想はないわけ。
暁:えっ…やっぱり、そういうものの方がいいですか?麗佳さんの場合はそっちの方が喜ばれるかなと…(汗)
麗:そんなことないわよ、とても嬉しいわ(笑)。
光:まあ、麗佳らしいけどねー(笑)。
暁:そうですね、今麗佳さんが仰ったように笛は嬉しいです…顔料も嬉しいですよ、花の綺麗な色というのは、
出そうと思ってもなかなか出せるものではないですから。
光:暁良の笛はみんな楽しみにしてたからねー。あたしは絵の方は見たことないけど(笑)。月は凄く上手だ
って言ってたから、別に人に見られて恥ずかしい出来じゃないんだろ。
暁:や、やはり人に見せるのは気恥ずかしくて…(照)。月刃丸には、一番最初の段階でひょい、と取り上げ
られて見られてしまったので。
光:麗佳も見たことないの?
麗:ううん、見せてもらったわよ。凄く上手だったわ。
光:なんだよ、見てないのあたしだけ?ずるいなー、今度見てやろっと(笑)。
麗:私も、さっき暁良が言ってくれたようなものをもらえると嬉しいわ。
暁:先ほども申しました、お一人で無理をなさるのはやめてくださいね。
麗:うん、ごめんね…(照笑)。私は…もう少し暁良には冗談が通じるようになってほしいな(笑)。
暁:冗談…ですか?
麗:生前に、私が言った冗談を真に受けて…物凄くうろたえてたでしょう(笑)。あなたに当主をお願いね、
って話した時。
暁:……あっ!(←思い出した)あ、あれは…まさか当主さ…あ、いやその、麗佳さんからそういう類の冗談
が出てくるとは夢にも思わず…(苦笑)。
光:れ〜いかちゃん。何の話?(笑顔)
麗:あのね、私が死ぬ少し前のことなんだけど…暁良に私が死んだら次の当主をお願いね、って伝えたの。そ
の時、暁良が初陣で私に怪我をさせたことをまだ気にしてて。
暁:れっ…麗佳さん、もういいでしょう…(苦笑)。
麗:女人の体に大きな傷を残すような失態を犯した、って凄く気に病んでるから。ほんとに大した痕じゃない
のよ、何なら見てみる?って…軽い冗談のつもりだったんだけど。
光:ふーん(笑顔)。で、見せてあげたの?
麗:みっ!見せるわけないでしょ!(赤面)暁良があんまり気にしてるから、笑わせてあげようかな、
って思って…。でも、暁良ったら真っ赤になって固まっちゃって。
暁:まだ元服前の時のことですから…(苦笑)。
光:…暁良くん?君はその時、麗佳の言葉で何を想像しちゃったのかな。
暁:なっ?!なななな何も想像してません!!(赤面)
暁:く、癖ですか?(よかった、もっと容赦なくつっこまれるかと思った…)あまり…自分では意識したこと
はなくて、特にないと思っていたんですが…どうも、書き物や読み物をしているときに首が左に傾き気味
になるようです(苦笑)。月刃丸に言われて自覚しました…。
麗:私はね、何か書き物をするときにまず紙の面を撫でるみたいなの。…私も、光透美に言われるまで気づか
なかったけど(笑)。
暁:そんなことをされていたんですか?
光:いちいち撫で撫でしてるなーと思ってたんだけど、意識してなかったんだよね(笑)。…暁良、あんた知
らなかったの?
暁:(苦笑)それは…麗佳さんの部屋に自分から立ち入るようなことはほとんどなかったので…。
光:だって今は一緒に住んでるんでしょ。…ああ、麗佳の顔に見とれてて気づかないんだねー。
暁:ち、違います!(赤面)
麗:ひ、光透美…あんまり暁良を苛めないでね(苦笑)。
光:苛めてないよぉ。暁良くんたらいじり甲斐があるんだもん(笑顔)それだけ綺麗な顔してるのに、反応が
そこまで可愛いのって犯罪だよ、あんた。
暁:お、俺は至って大真面目です(早く終わらないかな…/汗)
光:麗佳は、暁良の首傾く癖知ってたんでしょ。
麗:うん…何度か暁良の勉強の面倒を見てあげたことがあったから。昔からそうなの、集中し始めると傾くの
よ。一生懸命なんだな、って思いながら見てたわ(笑)。
暁:そ、そうなんですか…?(赤面)どうも生来、人の癖を観察するような部分が薄いようで…(苦笑)。
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
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暁:何度か質問の回答が被るようなので…あまり繰り返して言うことは好きではありません、先ほども申しま
したから。
麗:今後は気をつけるわね(照笑)。私は…暁良に敬語じゃなくてもっと気安く話してほしいな。月刃丸相手
に話してたみたいに。嫌、っていうほどのことじゃないんだけど…してくれたら嬉しいな、って。
暁:こ、これもなんというか今までの習慣というか…(苦笑)。
光:あんたはいつまで麗佳のことを年上に思ってんだよ。死んじゃったんだから関係ないじゃん。
暁:申し訳ないです…やはりどうも抜けきらなくて(苦笑)。努力します。
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
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暁:怒られたことはないですね…初陣の時に、うろたえるばかりでまるで戦にならなくて、麗佳さんから頬を
張られたことはありましたが。おかげさまで、あれで多少目が覚めました。今思い返しても恥ずかしい様
だったと思います…。
麗:そんなこともあったわね(笑)。私が怒られることといえば、たぶんさっきから暁良が言ってることだと
思うから…気をつけます。
光:懐かしい話が出てきたね、確かに麗佳が暁良に何か怒るようなこと、っていうとそれくらいしか思いつか
ないな(笑)。
暁:ちょ…?!(茹)何ですか、この質問は!
光:言うまでもない連中に敢えて言わすのがこの質問の主旨だからね(ニヤリ)質問者の質問は絶対だって言
ったろ。答える、って言った以上、全ての質問に包み隠さず正直に答えること。答えられません、は無し
ね。
麗:(赤面)だ、だから…そのぅ…交神したし。娘も1人いるわ。そういう間柄。
光:そんなこと誰も聞いてないっていうか、みんな知ってるし。交神した、っていうのは関係の中に入らない
よ。あれは儀式だもん。質問の主旨はそこじゃないでしょ。
麗:そ、そんなの見れば分かるでしょ…今更言わなくてもいいじゃない(赤面)。
光:あのね。載っけるのは文字だけなんだから、読んでる皆さんには見られないだろ。はいどうぞ。
暁:(赤面)ええと、夫婦です…そういう間柄です。
麗:もう、こんなことまでいちいち明言させないでよ…(赤面)。
暁:ふ、二人きりになったのは…交神の際ですが(何だか嫌な予感がする質問内容だなあ…)
麗:さ、さっきのはもう終わりってことでいい…?(赤面)二人きりになったのは確かに交神の時だけれど、
暁良に漢詩を教えてあげた時も、二人きりといえば二人きりだったわね。
光:あ、そういう微笑ましい話はここではあんまり用がないの(笑顔)。
麗:ど、どういう意味よ…(赤面)。
暁:(……まずい流れだなあ…)ええと…物凄く緊張していました。意識すればするほどどういう顔をしてい
いか分からなくて。
麗:暁良は最初、ぜんぜんこっちを見てくれなかったのよ。交神相手に指名してくれて、嬉しかったのに…ど
うしてずっと下向いてるんだろう、どうしてこっちを見てくれないんだろう、って…そんな心配ばっかり
していたと思うわ。
光:ふーんなるほど(……ほんとに素で中ててくるんだよな、この子ら/笑)。
暁:なっ?!何が進むんですか!
光:…暁良くん。麗佳をお嫁さんにしてあげたのは、この時なの?(笑顔)
暁:……!!?!(←沸騰)こっ、答えられません!!!
光:だめ(バッサリ)あんたたち問いの22で「二人きりになったのは交神の時」って言ったじゃん。
儀式だけならイツ花が立会いだから二人きりじゃないもんね?(笑顔)さてどういうことか説明して頂戴
ね。
暁:ぐ……(みっ…見事に引っ掛けられた…/汗)
麗:ど…どうなったかは、交神の後ちゃんと光透美に教えたじゃない!(茹)
光:確かにあたしは聞いたけど、それはご覧になってる皆さんは知らないでしょ。あたしが言ってもいいけど、
「当人達が正直に答える」のがこの質問の決まりごとだからね。はいどうぞ。
麗:だ、だから…交神の後、そういうことになったの!もういいでしょ、終わり!!(茹)
光:あー、まあそうならないとおかしいよねー(満面の笑顔)
暁:(だっ…誰だ、この人に『清乙女』なんて氏神名を与えたのは…!)
麗:もうっ、何でこんなことまで言わせるのよー!(だから交神の後、あんまり詳しく聞いてこなかったのね
…!)
光:だって質問がそうなんだもん(笑顔)あたしは単なる質問の代弁者だからねー(しれっと)
麗:うっ…(赤面)まだ24問目なの?…まさか、50問目までこんな内容が続くんじゃないでしょうね?(汗)
光:だいぶこれでも抑え気味なんだよ?51問目から先はもっとあけっぴろげで過激な質問ばっか並んでんだか
ら。攻め受けどっち?とかそういう類の(笑)
麗:ちょ…!!!51から先はやらなくていいのよね?!(茹)
光:一応傾向としてお子様でも見て大丈夫な仕様、っていう指定になってるから、このくらいにしといてやる
よ(笑)
暁:(よ、よかった…)
光:あたし個人としては51問目から先も是非聞いてみたいけどな。あとで非公式ってことでやってみない?
麗:いくら光透美の頼みでも、それだけは絶対に嫌よ!!(茹)
暁:…本気でそれだけは勘弁してください(汗)。
光:非公式にあたしが聞くだけだから、別に麗佳だけでもいいんだけどなー。聞いてみたいなー(笑)
麗:私達にばっかりそんなこと聞いてるけど、そういう光透美は西海ノ御鏡様(光透美の交神相手の御鏡家
28代目。角刈りの面構えが気に入って交神に至り、氏神昇天後夫婦に/笑)とどうなのよ?(赤面)
光:ん、聞きたい?あたしだけでもいいなら、100問全部答えようか?あんまり面白くないと思うけど(←さ
らっと)
麗:やっ…やっぱりいい!(赤面)
暁:(本当に手ごわいなあ…/汗)
暁:景色の美しいところに出かけることもありますが…館の中にいることが多いんじゃないでしょうか。
麗:二人で本を読んだり、暁良の笛を聞かせてもらったりしてるわね。それ以外だと、下界が見える水鏡のと
ころ。璃子もだいぶ大きくなったみたいよ。
暁:生まれるも何も、もう天に昇った身の上ですから…(苦笑)。祝い事であれば、家の者皆で祝っていたで
しょう。イツ花に色々と作ってもらって。俺個人から麗佳さんへ祝い事をする、というのなら…ううん、
そうですね。贈り物をする、というのもあるでしょうし。それに加えて笛で曲を何か差し上げるか、花の
絵を添えるとか…。
麗:天界ではそういう特別な日、っていうのもあまりないものね(笑)。でもそういうことをしてもらえるな
らとても嬉しいんじゃないかな。私は…贈り物に歌を添えるくらいしかできないけれど。
光:普通の人が結構苦労しそうなことをこともなげに言うからね、あんたたち(笑)。
暁:…まだこっち方面の突っ込みが残ってたのか(遠い目)…言ったのは俺からです…(赤面)。
光:まあ、交神で呼び出してんだから、男の方から言わないと格好つかないよね(笑)。イツ花はその間どう
してたの?まさかイツ花の目の前で言っちゃったりしてないよね(この子達ならやりかねないけど/笑)
麗:も、勿論イツ花には席を外してもらってたわ(赤面)。
光:暁良が全く麗佳の方を見ようとしなかった、って聞いたから、あたしてっきり麗佳の方から言ったのかと
思ってた(笑)。麗佳からは「暁良から気持ちを打ち明けてもらった」とは聞いてたけど、きっかけは麗
佳の方からなのかなー、って。どうせこの場で詳しく聞くつもりだったけどね(笑顔)
暁:い…いやその(赤面)。何も言わずに交神に入るのもあまりにも不躾かと思って…とにかくイツ花に席を
外してもらいました。麗佳さんが迷惑に思わないか、ということが気にかかっていたので…。まず、それ
だけでも聞いておきたかったんです。
光:……。その状況で迷惑かどうかとか考えてどうすんだよ(呆)。麗佳だって交神が何たるかぐらい、とっ
くに承知してるんだからさ。ったく…真面目くんにも程ってもんがあるだろ。
暁:全く同じことを、戻った後月刃丸からも言われました…本当に耳が痛いです(汗)。
麗:私は私でどうしようって思ってたの。私は暁良よりも9ヶ月も年上だし、暁良は純粋に私が生前持ってい
た力を望んで指名してくれたのかもしれないでしょ。
光:世代が離れてて面識がないのならともかく、子供くれっていう儀式に呼び出しといてそりゃないでしょ、
麗佳ちゃん。…いや。暁良だったらなくはないか…(苦笑)。麗佳、暁良から交神の指名があった時そり
ゃあもうウロウロオロオロしてたんだからね。どうしようどうしよう、って。下じゃあ当主として気張っ
てたから、こんな浮ついてる麗佳見たの初めてだったよ、あたし(笑)。
麗:もうっ!そんなことはここでばらさなくていいの!(茹)
暁:至らなくて申し訳ないです…(汗)。でも、それを言ったら俺は麗佳さんよりずっと年下なので…その意
味でも迷惑ではなかったか、と思いました。だからイツ花に席をはずしてもらって…その旨を伝えまして、
ええとその後は俺から麗佳さんに気持ちを伝えた、ということで勘弁して頂きたいです(赤面)。
光:交神でまず最初に迷惑かどうかなんて尋ねる話、聞いたことないよ…ったく(苦笑)。大体、麗佳を氏神
推挙したのはその時の当主、つまり暁良本人だったんだろ。迷惑も何も、最初から自分が交神するつもり
だったんじゃないの?これ、なんか流れがおかしくない?
暁:いや…その――(赤面)大変にお恥ずかしい話なんですが、麗佳さんを氏神推挙した時は、純粋に御鏡の
後々のためになると思って…自分が交神するなんてことは、まるで考えてなかったんです…。
光:は ぁ ?!だってあんた…その時点でもう麗佳のことが好きだったはずでしょ?
暁:そ、それはそうなんですが(赤面)先ほど申し上げたように、俺は麗佳さんよりも9ヶ月も年下ですから
…最初から、伝えるとかそんなことは考えてませんでした。伝えても迷惑だろう、と…。で、月刃丸から
惚れた相手が氏神なのに何やってるんだ、というようなことを言われて気がついて、交神に至った、とい
う経緯で…(汗)。
光:……(ポカーン)。じゃあ月が橋渡し役だったわけ?麗佳、あんたこれ――
麗:後で教えてもらったわ…(笑)。月刃丸が暁良の背中を押してくれなかったら、こうはなってなかったの
ね…感謝しなくちゃ。
光:……(呆)。あんたねえ、ほんとに天然にもほどってもんがあると思うよ。
暁:それも、戻った後月刃丸から言われました…面目ないです…(汗)。
暁:…好きです(赤面)。抽象的な尺度でははかれません。だから、どれくらいと言われても答えるのは難し
いです。
麗:うん…有難う(赤面)。私も、どういう風にとか聞かれてもちょっとうまく言えないから…。
光:あーそうラブラブだねお幸せに(恥らうかと思うと砂吐くようなこと言うからな/笑)
暁:……はい(赤面)。
麗:はい…(赤面)。
光:ふーん(おいおいおい、もうちょっとはぐらかしてくるかと思ったのに。あんたたち素直すぎ/笑)
暁:麗佳さんからそういう類のことを言われた記憶はあまりないんですが…やはりはっきりと覚えているのは、
初陣で俺がちっとも戦えるような状態でなかった時に、麗佳さんから頬を張られたことでしょうか…。
「あなたの中にある恐れからは守ってあげられない、それと戦えるのはあなただけよ」という言葉、です
ね。
麗:…初陣のことはもう気にしないで、って言ったでしょう?(笑)
暁:この言葉も腹にこたえたんですが、それ以上に「命に代えてもあなたたちを守る」というのが一番こたえ
ました…この人にそんなことは絶対させてはいけない、と…思ってはいたのですが。
麗:あれは私がしたくてやったことだもの。その結果にも後悔してないわ。
光:でもあんたが暁良のほっぺた張り飛ばすのはまあ想定してたけど、抱きしめてあげるのは予想してなかっ
たな。あんたがやらなかったらあたしがグーで殴ってたから、暁良としてはそっちの方がよかったんじゃ
ないの(笑)。
麗:(赤面)あ、あれは…その場の勢いっていうか…暁良の体の震えが止まってなかったから、咄嗟に。抱き
しめてあげたら震えが止まるかな、すぐ近くで話しかけてあげる方がいいかな、って…思ったの。
暁:(赤面)びっくりはしましたが…あれで自分を取り戻すことはできましたよ。
麗:私はね…死ぬちょっと前に、暁良から「どうかお一人で無理をされることはやめてください、あなたの力
になりたいんです」って言われたこと、かな…。見抜かれちゃってた、っていうことと、傍で支えようと
してくれてるんだ、っていう両方でドキッとしたの。
光:わーお。そんなこと言ったの暁良くん、それは十分問いの27の答えになりそうな感じだけど。
暁:そ――そうでしょうか?いや、俺はその…心から麗佳さんの力になりたいと思って言ったんですが…(赤
面)
光:それは何をどうひっくり返しても「あなたが好きです」としか聞こえないよ。こんなこと元服手前の美少
年から大真面目な顔して言われたら、確かにときめいちゃうね(笑)。
麗:も、もう…(赤面)
暁:ぎ、疑惑ですか?具体的にはどのような…。
光:うーん。一般的には、何か自分に対して隠し事があるっぽい動きをしてるとか、誰かの文をコソコソ見て
るとか…そんな感じじゃない。
麗:もし、暁良に誰か他に好きな人ができたのなら…それは仕方のないことだから、あきらめると思うけど…。
光:あんたはねえ、そういう時でも素直すぎなんだよ。男を締め上げるとか相手の女を締め上げるとか、する
べきだと思うよ。あたしならそうするね。
麗:光透美が本気で締め上げたら死んじゃうわよ、相手の人…(笑)。私は暁良の気持ちを尊重したいから、
私以外の誰かのことを好きになったのだとしたら、私にどうこうできるものじゃないでしょ?そりゃあ、
割り切れるかって言うと割り切れないと思うし、辛いだろうとは思うけど…。
暁:お…俺は絶対にそんなことしませんから!(焦)勿論、麗佳さんがそんなことをするとも思ってません!
麗:う、うん(赤面)。ごめんね、変なこと言って。有難う…。
光:あーはいはいお互いラブラブでつけいる隙がないのはよく分かったよ(だから不意打ちで砂吐くようなこ
と言うなってば/笑)。
暁:…人の道に外れるような行為は、感心できることではないと思います。
麗:私も…。確かに人の気持ちのことだから、どなたかとお付き合いしている時に他に好きな人ができるよう
なこともあるでしょう。私が当主として参内していた時も、そういう話はちらほら聞いたわ。でも、それ
ならその旨を相手の方に正直に伝えるべきだわ。隠すのは卑怯よ。
光:あのね。世の中かならずしもあんたたちみたいな莫迦正直だけじゃなくって、お前だけが好きだって言い
ながら相手を騙すようなのもいるってことよ。それでうまいこと相手を満足させられるんなら、まあそれ
でもいいんじゃないかと思うけどね。あんたたちの場合は全くその手の心配がないことがよく分かったけ
ど(笑)。…でも、御鏡の誰かから交神の話があったらどうすんの?
麗:えっ?
光:えっ?じゃないの。氏神は別に遊んでるわけじゃないんだからさ。交神の話があったら無条件で応えない
といけないじゃない。
暁:ええと…そうですね。交神に応じることは、我々氏神の義務です。相手も赤の他人ではなく同じ一族です
し、自分の力が一族の悲願の糧になるのですから、喜んで応じるでしょう。そして生まれた子が健やかに
育つよう、最大限の協力を惜しまないとは思います。でも…それは自分にとって最も大切な人に対するも
のとは、全く位置づけが異なります。交神の話があったからと言って、そのことで麗佳さんへの気持ちが
変わることはありません。
光:わお。言い切ったね暁良くん(笑顔)
暁:そ、それでですね!(赤面)もし仮に麗佳さんに交神の話が来たとしても、嫌だとか嫉妬したりなんてこ
とは勿論ありませんし、麗佳さんの気持ちが変わるとも思ってません。…ええと、うまく言えないですが
伝わったでしょうか(赤面)
麗:うん。私も多分、暁良に交神の話が来たとしても、同じような感じになると思う…有難う(赤面)。それ
に、私は暁良から交神を申し込まれる前に一度交神してるんだし…。
暁:ご自身の足りない部分を補ってくれる神様を、とのことで吠丸様を選ばれた、と聞いていますから。俺が
口を差し挟むことではありませんし、気にするようなことではないと思っています。
光:…麗佳。暁良は知ってるの?(小声)
麗:ええ、知ってるわよ。その時の交神が儀式だけじゃなかったことも…全部聞いてくれた上で、それでも
私を交神相手に、って言ってくれたから(赤面)
暁:実は、俺が麗佳さんを交神相手に、ということにためらいがあったのはもう一つ…生前に交神されてい
たことでした。もし相手の神様と恋仲であったのなら、俺との交神はそれこそ迷惑になるのでは、と…。
麗佳さんが交神された時は、周囲も麗佳さんご自身からもそういう話題は出てきませんでしたが、交神
前はそうでなくても交神を通じて恋仲になる、という話も過去にはあったようですし。…もし仮にそう
だったら、笑い話ではなく『当主権限の濫用』でしょう。
光:あ、なるほどね。確かにその可能性を考えると、迷惑だったかっていう質問はありなのか。生前から恋
仲だったらともかく、あんたたちの場合はお互いの気持ちを認識してなかったんだもんね。暁良一人の
考えだったら真面目な話、交神はなかったかもしれないってことか。暁良をたきつけた月はその辺どう
思ってたんだろ。あの子が何も考えてなかったとは思えないんだけど。
暁:ええと、月刃丸ははっきり言い切ってました…「麗佳さんが迷惑に思うことは絶対にない」と。俺が保
障してやる、だから腹くくって行ってこい、と…確信したような顔で。
麗:え、やだ。何で月刃丸、そんな自信満々に言い切ったのかしら…?もしかして、生前の私が暁良にそう
いう気持ち持ってた、ってこと…気づいてたの?どこで出ちゃったのかしら(赤面)
暁:い、いやその(赤面)俺も良く分からないんですが…どうして、とは何度か聞いたことがありましたが、
「何となく見てたら分かった、丸く収まったんだからいいだろ」と笑うだけで。どの辺が、ということ
については結局最期まで教えてくれませんでした…。
光:ふーん。麗佳、あたしがカマかけた時は引っかからなかったのにね。
暁:(あ、光透美さん何となく面白くなさそうな顔してるな…)
麗:やだ…油断してたのかしら(赤面)
暁:でも、交神の時に麗佳さんの気持ちははっきりと聞きましたし、何故そうしたか、ということも伺ったの
で。だから交神して…今があるわけで。光透美さんの仰るとおり、月刃丸がそう言ってくれなかったら…
俺一人の考えでは、麗佳さんとの交神には至らなかったのではないかと思います。
麗:うん…月刃丸が私の様子に気づいてくれなかったら、こうはならなかったのかもしれないのよね。ほんと、
感謝しなくっちゃ…。
光:…今更なことだけどさ。別に、あたしは無理しなくてもよかったんじゃないかと思うんだよね。交神する
のはみんな同じだけど、儀式だけで子供はできるんだし。一族同士の交神とはわけがちがうじゃん。惚れ
た神様ならともかくさ。暁良が気にしてないのはいいことだけどね。なんかね。
麗:…別に、吠丸様は弱みにつけこむようなことをなさったわけじゃないのよ?(笑)見ず知らずの相手と向
い合って儀式を行って、それだけで生まれた子が自分の子供だから面倒をみなさい、って言われても…実
感がわかない、って。言われてみれば確かにそのとおりじゃない?私としても、こっちに来訪するまでの
間子供をお願いする以上…きちんと情をこめて可愛がっていただきたいわ。子供にもそれが多分一番いい
と思ったから、そうしたの。自分でそう決めたことで、無理したわけじゃないし…暁良もちゃんと分かっ
てくれてるから。
光:…抱いた女との子の方が情がわく、ね。…うまいこと言いやがってあの野郎(舌打ち)。
麗:光透美、神様のことを悪く言うのはよくないわ。別に吠丸様は何か失礼なことをなさったわけじゃないし、
きちんと筋の通った話でしょう。武虎のことも随分可愛がって下さったみたいだし…あなた、私が止めな
かったらあの方に何する気だったの?
光:別に何もぉ(知らん顔)
暁:(光透美さんって、麗佳さんのことになるとむきになるところがあるんだよな…)
麗:…光透美。何で私の目をちゃんと見ないの(←怖い顔)
光:あーもーごめんなさいー(苦笑い)
麗:もう…(ため息)私は本当に無理したわけじゃないんだからね。乱暴なことは駄目よ。
光:はいはい。
暁:(…で、根っこの部分の力関係としては麗佳さんの方が上なんだよな…何となく微笑ましいって言うか…)
光:…暁良くん。なにその微妙に嬉しそうな顔。
暁:えっ?あ、いえ。何でもないです。
※ちなみに吠丸→麗佳⇔暁良、というのが御鏡での設定。お夏の時といい吠丸ファンの皆様ほんとうにすみま
せん(爆)私は吠丸好きです(いい遺伝子ちっともくれなかったけど)
暁:麗佳さんが約束事に遅れる、というのはよほどの大事だと思うので…探しに行くでしょう。生憎、俺には
父上のように式神を使うことはできませんから…(父親の正澄は陰陽師)。行き違いになっても困ります
し、その場を離れるときは誰かに伝言を頼んでおきます。
麗:私も、暁良が約束に遅れるなら事前に連絡があるはずだから…心配して、探しに行くんじゃないかしら。
暁良が危ない目にあってる、っていうのは想像できないけれど(笑)。暁良は強いから、私なんかがわざ
わざ手助けしなくても大丈夫そうだもの。
光:暁良の場合は、危ない目に会う系じゃなくて、誰かの厄介ごとに気がついたら巻き込まれてる系だと思う
ね(笑)。道に迷った上に足くじいた婆さんをおぶって案内することになった、とかそういうの。麗佳と
の約束事があっても、放り出すわけにもいかなくて時間食っちゃってる感じ。
麗:それ何となく想像できるわ。勿論、そんな理由で遅れても怒らないわよ、私(笑)。
暁:そ、そうですか?(苦笑)
暁:…何ですか、この質問は。
光:もう一回読み直そうか?
暁:…いや、そうではなく…(赤面)
麗:こ、これどうやって答えたらいいの…?そういう質問はないって言ったじゃない…(赤面)
光:あれー、麗佳ちゃん。別にそういう方面の答えをしろとは言ってないよ?(ニヤリ)過去の回答例を見る
と、目とか手とか…そんなようなのだけどね。
麗:うっ…ま、紛らわしい質問入れないでよ(赤面)。じゃあ、私は…髪の毛、それと…手、かしら…。
暁:ええと…そうでしょうか?(赤面/思わず自分の髪の毛を触る)。
麗:暁良の髪の毛は、光の下だときらきらしてとても綺麗だから…手はね、舞手だからやっぱり普段の動きか
らして綺麗なの。だから。
暁:舞手の動きは普段の動きにも多少なりとも反映されていると思うので…(照)。ええと、麗佳さんは…手、
でしょうか…。麗佳さんの答えと重複してしまいますが。
麗:そ、そう?(照)薙刀を持つ手だったから、そんな優雅なものじゃないけど…。
暁:先程の問いで言いましたが、来訪間もないころ麗佳さんに漢詩を教えていただいた時に、手ばかり見てい
て…白い手の印象がとても強かったので。
光:なんだ。結局麗佳の前で緊張してたのって、美人のお姉さんの前でドキドキしちゃってたってことね。
暁:だ、だからそういうことは覚えてません(赤面)
麗:もう、それはいいじゃない(赤面)。
暁:……!!(赤面)こっ…これは、どう答えたらいいんですか?!
光:文面そのまんまの意味だけど?(笑)
麗:もうっ!やっぱりこっち方面の質問あるんじゃない!(赤面)
暁:この手の質問は本当に勘弁して下さい…(茹)。
光:別に普段の仕草とかでもいいんだけどね。討伐先とか家とか。…まあ、ないのならしょうがないから、
そっち方面で一つ答えるしかないよね(にっこり)
麗:ふ…普段の仕草、でいいなら…ええと、さっきも言ったけど手の所作が凄く綺麗だから…その辺全般。
光:…うまく逃げたね(笑)。
麗:に、逃げるって何よ…(茹)
暁:え、ええと…そうですね、さっきの問いと被ってしまうんですが…。麗佳さんにその、傷痕のことで冗談
を言われた時にですね。…これ、言って大丈夫ですか?(小声)
麗:えっ?…あ、あれね…うん、大丈夫よ(むしろその方が穏便に済みそうだし…)。
暁:見てみる?と言いながら…衣を右肩から軽く落とした仕草、でしょうか。
光:わお。麗佳ちゃんてば、そんな大胆なことやっちゃったの?そりゃあ少年は赤面しちゃうわ。
麗:だ、だって…軽く、よ?冗談だもの。落としたのはもちろん上の衣だけだし…。
光:あのね。元服一歩手前の少年には、それでも十分に刺激的な冗談だよ(笑)。
暁:実際、完全に不意打ちだったので…思考が真っ白になってしまって(苦笑)。
光:なるほどねー、あらぬ想像しちゃうのも仕方ない状況だね。
暁:し、してません!!
光:ちなみに、実際見てみてどうだったのかな?(笑顔)
暁:……?!な、何がですか?!
光:麗佳の傷跡の話。たぶん皆さんそれ気になってると思うよ(笑顔)
暁:こ、答えられません(茹)
麗:もうっ、こっち方面の質問はなしって言ったでしょ!(茹)
光:知らないよー。麗佳ちゃんが勝手にその話振ったんじゃーん。皆さんの興味の対象は「暁良がずっと気に
病んでた傷跡はどうなったんだろう?」ってとこだと思うんだよね(笑顔)
麗:う……(いけない、全然穏便に済まなかった…!)ええと…(うろたえて暁良の方を見る)
暁:……(赤面しながら『いいんですか?』と目で合図)
麗:うん…ごめんね、へんなこと言って(赤面)
光:じゃあどうぞ(なんかアイコンタクトしてる/笑)
暁:ええと、その――何もありませんでした(赤面)
光:主語は?(笑顔)
暁:いやその――傷跡…(赤面)死んで氏神になると、生身の頃の傷はなくなるようで…呪いの印がなくなる
ように。だから、何もありませんでした。
光:なるほど。よかったね、気に病んでることはっきりして(笑顔)皆さんもスッキリしたでしょ。
暁:う…(赤面)で、でも!何もなかったのは、麗佳さんが生身の体ではなくなったからであって、生前の麗
佳さんに傷跡があった事実は消えませんから。
麗:あ、あのね。暁良はこういうけど、本当に大した痕じゃなかったのよ(赤面)
光:知ってるよ(笑)。あれは結構スパッといったもんね。冗談どころじゃなく、あの時ほんとに見せてあげ
た方が暁良のためにもよかったんじゃない?
麗:そ、そんなことしないわよ!(赤面)
暁:(…まだ続くのか…/遠い目)先ほど申し上げた仕草は本当にドキッとしました…(苦笑)。
麗:ご、ごめんね…(赤面)。私も、さっき言ったけど暁良から「無理しないで」って言われた時はドキッと
したわ。
光:え、それだけ?
麗:そ、それだけって…何よ(赤面)。
光:それって二人がラブラブになる前の話でしょ。今はどうなの?
麗:い、今?今は…別にないわ(赤面)。
光:ほんとー?(笑顔)
暁:ええと、今はその――一緒に暮らしているので。ドキッとする、というよりは…安らいだ時間という意味
合いが強いと思います。
光:あんたたちのことだから、いつもドキドキしちゃってるのかと思ったんだけど(笑)。
暁:し、してませんってば!(赤面)
暁:(も、もうこの手の話は終わりかな…)生前月刃丸からよく莫迦正直だといわれていたので…嘘は上手い
方ではないと思います。つかなければならない場合であっても、苦手です…。麗佳さんに嘘をつくような
必要はこの先も多分ないとは思いますが…。
麗:そ、そうね。私も暁良に嘘をつかなきゃいけないようなことって…下界にいた時は、当主としてそういう
必要もあったかもしれないけど…今はとりあえず、ないわ。嘘はあまり上手じゃないと思う…。
光:嘘ついたの?
麗:た、たとえば、よ?多分…当主としても嘘はついてなかった…と思うんだけど。
光:あたしは、麗佳は嘘下手だとは思えないなぁ。だって、暁良から交神の話が来るまであたし全然気づかな
かったもん。カマかけても引っかからなかったしー(横目)
麗:そ、それとこれとは話が別でしょ!(赤面)
暁:(あ、やっぱり月刃丸には麗佳さんの気持ちが分かってた、っていうの…面白くなかったんだな)
暁:麗佳さんとともにあれば。…願わくば、そうして俺達の娘が呪いから開放されれば、言うことはないです。
麗:そうね…私も同じ考えよ。
光:まあ、これも愚問かもね。
暁:喧嘩ではありませんが、麗佳さんから叱られたというか諭されたのは…記憶にある限り、初陣で頬を張ら
れたときだけです。
麗:そうかもね(笑)。私は今さっき、暁良に「無理しないで」って言われたこと、かな。もう当主じゃない
から…無理をする必要もないけれど(笑)。
暁:ですからあれは喧嘩ではないです…悪いのは俺の方ですから(苦笑)。
麗:私も同じ…(笑)。
光:あんた達の場合喧嘩に発展しなさそうだもんねー。なんかあってもすぐどっちかが「ごめんなさい」って
言って終わり、みたいな(笑)。
暁:そういう経緯なので…諭されて、「逃げてはいけない」と微笑みかけられて討伐が続行しました。
麗:仲直り、というわけではなかったわよね(笑)。
光:あの時は、暁良もそうだけど月も麗佳の迫力にポケーとした顔してたね。
暁:今このままの状態であれば、それでいいです…生まれ変わることがあるなら、ともにありたいと。
麗:私もそうね。氏神になったら生まれ変わることがあるのか、よく分からないけど…生まれ変わるなら暁良
も、光透美も一緒がいいわ。誰かを置いてきぼりにするのも、されるのも寂しいもの(笑)。
光:え、あたしも?
麗:そうよ。御鏡の家に来たときからずっと一緒だったじゃない、生まれ変わるのも一緒がいいわ(にこにこ)
光:あたしは後からでいいよ、邪魔しちゃ悪いじゃん(笑)。
暁:それなら家族皆一緒がいいです…月刃丸も。
光:やめときなよ、月だって多分あたしと同じこと言うよ(笑)。
暁:ど、どんな時…と言われても…急には(赤面)。
麗:暁良はね、いつもそれとなく私のことを支えてくれてるな、って思うの。ちょっと大きい荷物を持ってる
時はすぐ「持ちます」って持ってくれたりとか…他のことが今はちょっと出てこないけど、そんな感じで
それとなく支えてくれる。そんなところ…かな(赤面)
暁:ええと……(←困っている)。
光:あーいつもラブラブだから具体例なんか思いつかないね。じゃあ次行こうか。
暁:か、勝手にまとめないで下さい!(赤面)
44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
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暁:ありません(きっぱり)
麗:私も…ないわ。
光:じゃあ麗佳から愛されてるなって思うのはどんな時なの?暁良くん(笑顔)具体的にあげないと説得力が
ないと思うんだよねー。
暁:え、ええと!(赤面)…急に言われても咄嗟には思いつかないんですが、先ほど麗佳さんが仰ったように
何か麗佳さんの手伝いを…たとえば物を持ったりとかをした時に、「有難う」と心からの笑顔を向けて下
さる時…でしょうか。
麗:だって、暁良が私のために何かしてくれたんだから、そうするのは当たり前じゃない?(笑)どんなに親
しい間柄でも、ありがとう、とごめんなさい、はきちんと心をこめて言うべきだと思うの。
光:…麗佳ちゃん。暁良くんはそうじゃなくて、つまり「君の可愛い笑顔にメロメロだよ」って言いたいんだ
よ。ね?(笑顔)
麗:えっ…(赤面)
暁:だ、だから勝手に変換しないで下さい!(赤面)
暁:愛の表現方法…と言うほど大仰なものではないですが(赤面)、麗佳さんは生前何かと我々のために無理
をされる方だだったので…穏やかに心安らいだ時を過ごしていただけたらと思います。そういう気持ちが、
多分…先ほど麗佳さんが仰ったような形になってるのではないかと…。
麗:私も、暁良が楽しいな、とか、幸せだな、って思えるようなことをしてあげたいわ。どんな、って言われ
るとすぐには出てこないけど…。
光:そういや、暁良は生前から、麗佳のこと何かと気にかけてたもんね。討伐先でも、家でも(にっこり)
暁:えっ…!(←絶句)…そういえば、光透美さんは生前俺の麗佳さんへの気持ちに気づかれてたんですか?
さっき、「その時点でもう麗佳のことが好きだったんでしょ」って仰ってましたよね…。
光:うん(笑顔)
暁:……俺はそんなに分かりやすかったのか…月刃丸にもしっかりばれてたし…(頭抱え)。
光:まあ、あたしも月も、あんたと麗佳と一緒に生き死にかかってる場所で多く過ごしてたからこそ、気づい
たんだと思うけどね(笑)。麗佳が怪我したらほんとに心配そうにするし、さっきも言ったけど家じゃ重
たいの絶対持たせないとことか。あたしが怪我した時と反応が違うからね、その場にいたあたしや月はピ
ンと来ちゃったんだろうね(笑)。
麗:そ、そんなに違ってたの?(赤面)
暁:(…光透美さんは大きな怪我しても、回復もせずに相手にやり返してたから、心配する余地がなかったん
だけど…)
光:まあ、あからさまに違うってわけじゃないけどね、流石に(笑)。さっきも言ったけど、麗佳は意外とそ
ういうの出さなかったからね。カマかけても引っかからなかったんで、麗佳の方は脈なしか、と思ってた
わけ。
麗:だ、だって…(赤面)ごめんね、生前はほんとに知られちゃいけない、って思ってたから…特に光透美に
は知られないようにしてたの。光透美は御鏡の家に来た時から一緒だったし、気をつけてないとすぐにば
れちゃいそうだったから…。
光:で、うっかり油断してたところを月に目撃されちゃった、と。そんなとこかね?(笑)
麗:そ、そうなのかな…やだな、どんなとこ見られちゃったのかしら…(赤面)
暁:そうですね…牡丹でしょうか。あの華やかで美しい様子が、麗佳さんにお似合いじゃないかと思います。
真っ赤、というよりは桃色から根元にかけて赤が濃くなっていくような類のではないかな、と。
麗:そ、そうかしら?(赤面)私は…そうね、花菖蒲かな。白い花菖蒲。暁良は白の印象があるし、花のたた
ずまいがとても綺麗でしょう。それでいて、存在感もあるから。生き物の項目でも言ったけど、暁良は白
の印象が強いの。髪の色もそうだし、着物も白が基調だったから。
暁:そ、そうですか…?(赤面)あそこまで優雅な花ではないと思うんですが…。
麗:ううん、似合うと思うわ(にこにこ)
光:(まーた自覚無くラブラブしてる…/笑)暁良はもうちょっと自分ってものを理解した方がいいよ(笑)。
暁:ありません(きっぱり)
麗:私も、ないわ。唯一の隠し事だった私の気持ちは、もう知られちゃったもの(笑)。
光:聞くだけ無駄な質問だから先行こっか(笑)。
暁:やはり、麗佳さんに初陣で大怪我をさせてしまったこと…ですね。
麗:気にしなくていい、って言ってるのに(笑)。
暁:それはそれとして、やはり初陣とはいえ、女人の体に傷を残すような失態をしてしまった、と言う事実は
男として恥ずべきことだと思いますので…(苦笑)。勿論、麗佳さんが再三そう仰って下さっているわけ
ですし、麗佳さんに対して負い目を感じることはもうないですが。コンプレックス、というとやはりこれ
以外にはないです。
光:男ってのは難儀な生き物だねー。
暁:なので、これからは麗佳さんのことを幸せにできれば、と思います(真顔)
麗:えっ…う、うん、ありがとう…(赤面)
光:なるほど、頑張ってね(こういうことは真顔で言えるんだよな/笑)麗佳は?
麗:えっ?あ、うん(赤面)私は…鬼との戦いで力押しされると結構辛くて。もうちょっと前でみんなを守れ
るような体にならなきゃ、って思ってたわ。
暁:いえ、十分すぎます(真顔)
麗:そ、そう?(赤面)
光:あんたが守りきれてない、なんて言ったら、同じ風に前にいた月は立つ瀬が無いと思うよ(笑)。力押
しに弱かった、ってのは確かにそうだね。細っこくて軽いからだよ、やっぱもっと食べさせておくべきだ
ったね。
麗:入らないものは入らないから…(苦笑)。
光:胃ってのはね、鍛えればでかくなるもんなんだよ。
麗:そ、そうなの?
暁:(ひ、光透美さんの言うような鍛え方だと麗佳さんの胃が壊れそうだ…/汗)
暁:ええと、公認…です。
麗:交神までしてるんだから、極秘なわけないわよね…(笑)。
光:ちなみに下の子たちはどういう認識なの?武虎なんかはどう思ってたのさ、自分の母さんが当主と交神す
ること。
暁:それが…(赤面)。先ほども言いましたが、月刃丸がはっきりと言い切ったからには月刃丸なりの確信が
あったからだろう、とは思ったのですが…やはりこれは当主権限の濫用ではないのか、という気持ちは
ありました。自分で氏神推挙した方と交神だなんて、何と言うかあまりにもその――あからさまでしょ
う。自分でお膳立てをしてるわけですから。
光:……まあ、事実だけ見ればそうだね。本人が死ぬほど天然で、氏神推挙した当初はそんなつもりが欠片も
なかった、ってだけで(笑)。
暁:耳が痛いです…(苦笑)。でも、武虎は絶対妹がほしい、と大喜びだったし、他の者たちも軒並み、そう
なんだよかったね、というような反応で…。交神に行く前はみんななんでそういう反応なんだろう、と思
っていたんですが。月刃丸が言うには「普段のお前を見てれば誰もそんなこと思わない」だそうです…。
麗:武虎ったらそんなこと言ってたの?よかった、女の子が生まれて…(笑)。
光:つまり、天然だってこと見抜かれてたんじゃない。そういうことに関してお膳立てできるような性格じゃ
ないってこと。
暁:…月刃丸にも全く同じことを言われました…(頭抱え)。
暁:勿論、そうでありたいです。そのつもりです。
麗:私も、生まれ変わってもそうでありたいわ。
光:最後の最後に中ててきたね、まったくもう(笑)。
麗:勿論生まれ変わるときは光透美も一緒よ?(笑)
光:だからあたしはちょっと後でいいって、邪魔しちゃ悪いじゃん(笑)。
この質問は、
「BIANCA」様(管理人:南斗あきら様)からいただきました。51問目から先もこちらにあります。