表紙
 

 コミックマーケット68新刊『華、薫る』の表紙です。日下部家より、梁(右側)と蓮華(左側)。

日下部家、装束の色が赤-黒なので塗るのが大変でした。男薙刀士の服はデッサンが難しいなあ…。

これ、激戦後は裾が開いちゃわないんだろうかと余計な心配。つーか大股で跳躍するとかそういう

アングル描いたら大変なことになるんじゃないだろうか。梁の髪の毛を結んでる紐、幻灯ではよく

写ってないもんだからかなり不安が…。紫、でいいんですよね…(弱気)?個人的に、蓮華の髪の

毛と梁の装束、背後の捨丸が気に入ってます。

 タイトルがタイトルなので、表紙には何か花を描こう…と思って色々試行錯誤した結果、梔子に

なりました。何にしようかなー、いい匂いの夏の花…と思って最初は橘にしようと思ったんですが、

あんまりお花の形が格好よくなかったので、近所でいい匂いをさせていた梔子にしました。俺屍の

舞台に一番似合う花は彼岸花じゃないかと思うんですが、あれ匂わないし(笑)。

 画材はマルチライナーの茶とウォームグレーで主線、コピックと色鉛筆、ハイブリッドミルキー

(ハイライト部)及びコピックエアブラシで着彩。エアブラシ、室温が高い夏場の方が綺麗なミスト

になる(冬場はお湯で温めないとガスばっか出る)んですが、マスキングを迅速に行って迅速に剥が

さないと、ベリベリベリって…うわぁああああ (; Д)     ゚ ゚