貪狼 とんろう(1021年4月〜1022年2月) 十一代目当主
土髪・風目・風肌 指南書右2下5 素質24704点
槍使い
夏日と月光天ヨミの息子。夏日の代で地獄の蓋を開けるつもりだったので、地獄めぐりの最
初の一族として北斗七星の『貪狼』の名をつけました。ラスト当主が破軍で、破軍と対になる
のが貪狼らしいんで(獣神演武)体格がいいそうなのですが、ヨミの子は何か体力が伸びない
傾向にあってですね…(汗笑)。骨格はしっかりしてるんだけど痩せ型、みたいなタイプなの
だろうと思います。
打たれ弱い分進言の内容は豊富で、矛錆び、陽炎といった補助系の術や華厳のような攻撃系
の術を使い分け、強い相手には「母に萌子」を迷わず進言してくるなど、判断力の高さもあり
ました。しかし、敵全員を殲滅させるようというような方向の進言をしてくることが多かった
ので、慎重かつ堅実なところもあったのだと思います。よい心がけですが、母としては空気を
読んでほしいとも思うこともあります(笑/フィーバー中)
技火は今ひとつでしたが、技水がよく伸びた子でした。これはどこからの要素だ、まさか織
姫のじゃないだろうな(笑)。技風・土についてはそれなりに伸びました。体力がない割に体
の火は高かったです。
夏日・貪狼母子で臨んだ六ツ髪の前座のW五郎戦は、両方とも技水・風が高かったせいか、肩
透かしをくらったようにダメージが少なかったのが印象的でした(笑)。
地獄の蓋が開いた翌月、技火が伸びなかったこともあって、太照天夕子と交神。授かった娘・
文曲は高い素質を発揮して地獄でもバリバリ戦うようになりますが、貪狼は意味深な言葉だけ
を残して氏神昇天はしませんでした…朱点童子が現れては不安を煽るようなことを言って消え
ていく髪狩戦を生き抜き、地獄の蓋が開いた翌月に交神したこと、交神相手が太照天昼子に近
しい夕子であったことと、計都から続いてきた氏神の系譜が途絶えてしまったことから、貪狼
が氏神になることを拒否したように思えました(汗)
実は夏日の交神相手には、ヨミかトキかで迷っていたのですが、氷ノ皇子が天界に戻ってく
れるかの確証がなかったので弱気に行った結果でした…orz 北辰は分社氏神様以外の氏神交神
は基本ないため、「力が血の中に蘇る」ということがないという扱いなのです。だから単に
「資格のあるものは天に迎え入れる」という位置づけなので…すまなかった、氏神になってた
ら印象が全く違う人生になったと思うのですが。計都が氏神昇天してから、氏神になってない
の貪狼だけなんだ…末期の台詞もなんか痛々しいです(‘A`)
生来ナーバスなところがあり、ヨミのところで温室育ちだったこともあって『天にいる味方
=氏神』の存在を信じられなかった貪狼は、髪狩の後精神的支柱であった母を亡くして急にガ
クッときてしまいました。戦いは地獄の蓋が開いて益々熾烈になる一方で、何か情報が得られ
ればという思いで選んだ交神相手・太照天夕子はのらりくらりと貪狼の質問をかわすだけでし
た。
その夕子の娘として生まれた文曲は、幼いうちから高い素質を発揮するようになり、貪狼は
自分の娘に薄気味悪さを覚え始めます。やはり自分たちは神々に利用されているのではないの
か。貪狼の心は次第に蝕まれ、文曲が元服する頃には完全にその機能を喪っていました。灯火
が消えるように命を終え、その魂は天へ行くことを拒絶してしまったのでした。
「何も考えないように生きてきたけど、これからはそうもいかなくなるなあ。ちッ、
めんどくせぇなあ…」
文曲 もんこく(1026年4月〜1027年11月) 十二代目当主
土髪・風目・風肌 指南書左2下2 素質38937点
薙刀士
氏神名『清乙女北辰』(火神)
貪狼と太照天夕子の娘。北斗七星二人目です。夕子の子であるだけに、来訪早々に高い素質
を発揮しました。初陣から程なくして父の体力を上回るようになり、技力も抜きました。技風
の伸びはよくありませんでしたが、他はよく伸び、技火・技土は特に著しい伸びを見せていま
した。
戦いの中では前・後への動き方も的確、陽炎や梵ピンを使い分け、敵を殲滅させる堅実な戦
い方をした貪狼と対照的に、短い時間で確実に敵の勢力をそぐ、つまり大将を狙うというシビ
アな戦い方をする子でした。どのくらいシビアだったかというと、大八手戦で自分より貪狼の
方がダメージがいくと判断するや「貪狼に萌子」の進言をし、あと一撃で仕止められる、と思
えば、貪狼が200いくつダメージを食らっていてもさあ止めをと言わんばかりに「父に萌子」を
進言し、回復術は言ってこないような子でした(笑)
また、鏡返しの発動率も目を見張るものがあり、元服前から父を上回る能力を発揮していま
した。夕子の子供の強さは北辰でも健在です。敦賀ノ真名姫と戦っているんですが、真名姫戦
ではほぼ攻撃一辺倒な進言をしてきたあたり、真名姫の言葉に思うところがあったのかなとか
思います。
交神相手は夏日の予定から先延ばしになった日光天トキです。生まれた息子がモヒだったこ
とには驚きました、頭髪が…!(笑)
子の来訪の前に相翼院へ単身出陣、歓喜の舞をなぎ倒して片羽ノお業も打倒して成長終了す
るという女傑でした。低めの体力もなんのその、とにかく強い子で…最終的には体力729に対し
て技力612というステータス。当主の指輪の底上げがあったであろうにしろ、技風以外はオール
999でした。体の火も伸びたし。
文曲が交神から戻ってくると貪狼の寿命が来て、上述のようなことになり貪狼の設定が完全
に固まったため(汗)、文曲は感情に乏しい夕子のもとで育てられて寂しい思いをしていたと
ころにトキと出会い、恋をしたという設定ができました。貪狼が次第に心の均衡を喪っていく
様子には「自分のせいだ」という思いがあり、熾烈になる戦いと父の変調に直面しながらトキ
のお嫁さんになることを心の支えにしてきました。
相翼院に出陣させたのも、初恋の人との恋が実ったこともあって、朱点童子とかかわる重要
人物・お業に会わせてみようかなと思った次第で。勝てるだろうという目算はあったものの、
ここまで強いとは思ってませんでしたが(汗)とにかく北辰家は女傑が多いです。これで、ト
キとの間に生まれたのがモヒでなかったらな…モヒは勿論好きですが、このタイミングでは何
だかオチがついてしまったようで(笑)。
察するに、命が終わる頃にトキが迎えにきたのだろうと思ってます。
「今日はイイ天気だね、これなら天国に行けそうだよ」
巨門 こもん(1027年2月〜1028年7月) 十三代目当主
火髪・風目・土肌 指南書左1下1 素質37487点
槍使い
氏神名『北辰八幡』(風神)
文曲とトキの息子(爆笑)。文曲とトキの恋物語を思い描いていたのに生まれたのはモヒと
いうこのオチ。名前は、北斗七星の星の中から一番字面が相応しそうなのを選びました(笑)。
この顔をリアルタイムで見るのは本当に久々だったので、名前をつける時に『男の子の名前』
と書いてあってその上にこのガンつけ顔がある状況に笑い死にそうになりました(……) こ
の顔で「男の子」かよ、と(笑)。その髪の毛は中途半端に日光天トキの要素が出ちゃったん
ですね(え)、豪毅といい神様の要素が分かりやすく出すぎです。
初陣ではとにかく「母ちゃんに萌子」ばっか言ってきたので、訓練期間中に相当母ちゃんの
怖さと強さを叩き込まれたんではないかと思いました(笑) あと梵ピンの進言が比較的多く
て、☆が3つ揃うと絶対全滅を狙ってくるので勝気な子なんだろうなーとも思ってました。そ
れでも矛錆び・夢子みたいな補助系の進言もあるので、文曲とトキの子なだけに、脳筋という
わけでもなさそうだなという印象もあり。進言を無視しても忠心が下がりにくかったので、母
ちゃんの躾が行き届いているのだろうと(笑)。
奥義を覚えると奥義を使いたがるようになるのはやはりやんちゃなのかなと思いましたが、
何でだか「落雷撃」ばっかで…なんで?(笑)
7ヶ月の時に母・文曲とともに氷ノ皇子に挑みましたが、皇子は帰ってくれませんでした…
予定では巨門の娘が皇子の相手なので、この当時「勘弁してくれ」とヒヤヒヤしてました(汗)
北斗七星の世代に入ると、なるべく多く氏神にしてやりたかった(貪狼がああだっただけに
/滅)ので、家族計画も結構綿密に行ってまして…巨門の交神相手は、この子(と言う面でも
ないですが/笑)が生まれる前から「文曲の子は男の子で、他家氏神様・東海ノ青梅線様」と
決めてました。蓋をあけてみればモヒでしたが(爆)お相手が面食いではないと伺ってホッと
しました;さらに授かった娘がどう見てもママ似だったので、尚更ホッとしました(笑)
こんな図体ですが実は体力自慢ではないです(笑)。どうも体の水が弱めの神様との交神が
重なったせいだと思うのですが、記録が残ってませんが700いったかいかないかぐらいだった
はずです。技力はそこそこでした。技土が少々伸び悩みましたが、燃えるモヒヘッドの色(笑)
が示すとおり栄光の技火999。
巨門の代で遂に1歳5ヶ月で寿命、というパターンがきてしまいました…娘の交神を見届けて
やることができずに逝去。氏神になってお嫁さんと仲睦まじく暮らしたらいいと思います。
覚悟はしてましたが、巨門の寿命月は修羅の塔に行きたいぞ!と思っていたので、薬を飲ん
で出陣してもらいました。どういうわけか「茨木大将の力吸収」が頻発して、巨門がそれこそ
何度となく体力表示が黄色くなってですね(汗)。無理をおしていたせいか、健康度の回復も
おぼつかず、結構ヒヤヒヤしました。逆に、生きて帰るつもりはなくて娘には指一本触れさせ
ないぞという気迫みたいなものも感じましたが…;
この段階になると三世代というケースもなくなってきて、子の来訪待ちで一族画面に一人き
り、なんてことも起きていたので。画面外(笑)でも家族を増やしてやろうかと思い、巨門が
わんこを拾ってきたという設定ができました。そうしたら、1歳2ヶ月の時イツ花が「猫が子供
を産んじゃって」と言い出したので、猫もいるという設定にもなりました(笑)。
あまり自分には似ていない娘(笑)がしっかりものだったので、微妙に頭が上がりませんが
娘のことはとても大切に思っています。現代で言えば「娘はやらん!」と言いだすタイプです
(え)
「誰か俺のこと、『忘れない』って言ってくれ…」
武曲 むこく(1027年12月〜1029年6月) 十四代目当主
風髪・風目・風肌 指南書右1上3 素質36013点
薙刀士
氏神名『高千穂北辰』(火神)
巨門と沢井さんの娘。第一印象は「よかったねママに似て」でした(え)髪の癖の感じとか
がよく似ているなと。名前は勿論北斗七星の星のひとつなんですが、なんだかんだで母ちゃん
を尊敬していた巨門が母から一文字もらってつけました、ってことで(笑)。膝とくるぶしが
丸くて可愛らしいそうなので、手足がすんなりと長い、しなやかな印象の体型なんじゃないか
と思います。
この体力に不安のある一族の中でようやっと来訪時体力200越えの子が出ました(今までは1
80前後)。優れた水の素質をお持ちだったお母様の血を見事受け継いだのだろうと。有難う
お母様(゚∀゚)
しかし、巨門はステータスはともかくあのとおりのゴツい強面なので、「父上に援護は不要」
と思っているらしく(笑)、回復術は的確に進言してきますが、援護系の進言はしてきません。
「母ちゃんに萌子」ばっか言ってきた巨門、「母上に防人」を言ってきた六連とは随分対照的
です(笑)。ただし三途の川渡し戦の時は、巨門の攻撃が後ろまで貫通するので「父上に萌子」
を進言してくるなど、判断力も高い感じです。
奥義の進言もそれなりに活発で、敵の能力を減じる系(矛錆び、みどろ、夢子など)や攻撃
系の進言が多く、積極的にガンガン行くタイプのようです。
初陣の翌月には選考会に参加して華々しく活躍、決勝では頼光一党とあたりましたが、頼光
一党が「大将に集中攻撃作戦」を展開してくるや「頼光大将に七天爆」を進言してくるような
子でした(実話です)
さらにその翌月は、父とともに氷ノ皇子と対戦。武曲は攻撃と奥義しか言ってこなかった挙
句、皇子にとどめを刺しました…(これも実話です)皇子はこの戦いで無事に天界に戻ってく
れまして、武曲の相手は最初から皇子のつもりでいただけに(なので皇子が帰ってくれなかっ
たらどうしようとヒヤヒヤしてました/笑)「ああこの子は皇子の父親としての姿勢に腹を立
てたのかな」なんて思いました。だから責任とって自分の子の親になれ、とでも言うんだろう
なと(笑)北辰は、男子は懐深く穏やかで大らかなタイプの子が多いイメージがあるんですが、
女子はとにかく女傑が多いです。北辰の女子で女傑を3人挙げろと言われたら、計都・掬星と
この武曲です。
そんなストーリーが既にできていたのと、この子と巨門が初めて修羅の塔に到達し「朱点童
子とかかわるもう一人の重要人物(神ですけど)・相翼院の片羽ノお業に会わせてやりたくて
ですね。皇子との子が来訪する前に、文曲と同様にお業と戦ってみたのですが。3ターンもかか
ることなく、回復することもなく圧勝でした(笑)。
巨門の代まではとにかく体力に不安があるステータスだったんですが、最終的に体力912・技
力494という頑丈な娘に育ちました。女子でありながら技火999は文曲に引き続き。他の技もそ
こそこ伸びましたが、吉焼ノ薙刀を使っていたので「火」のイメージが強いです。しかし心は
「火以外999」という意外なステータスで、苛烈な部分を持ちながらも情深い子でもあるんだろ
うなと思いました。氏神としての属性は、風神を祖父、水神を母に持ちながらも火でして、こ
の辺も火のイメージの一つなんだろうなと。何故か北辰の火属性氏神は全員女子な件(笑)。
苛烈なイメージが強い武曲ですが、生まれついてのハンデを持っていた息子の禄存に対して
はとても母性あふれる一面も見せます。ただし、息子の意思は尊重して息子が自分でできるこ
とはすべて息子にやらせ、けして手出しはしませんでした。禄存を連れての討伐はかなり精神
的にきついものだったと思いますが、そんなことは全く出さずに、高い体力と強靭な精神力で
もって息子の前に立ち続けていました。
「真っ暗だ…私にはもう明日が見えない、あんたたちが代わりに見とくれよ…」
禄存 ろくそん(1028年10月〜1030年3月) 十五代目当主
火髪・風目・風肌 指南書右1下4 素質41451点
槍使い
氏神名『大虚空北辰』(水神)
北斗七星5番目、武曲と氷ノ皇子の子。顔グラは童顔気味ですが、跳ねた髪の感じや笑った
口元が武曲とそっくりだなと思いました。禄存は、ご実家でも美貌で評判だったという沢井さ
んの娘の武曲と天界一の美丈夫と称された氷ノ皇子の子、顔グラよりも多分に美少年な設定で
す。かなり原型を留めていません(笑)。
「何だか変わった方ですけど、意外と大物かもしれません」と言われ、変わった…って何だ
ろうと思った結果、「子供の頃は裸でいることが好きだった」という設定になりました(えー)
いや、皇子って古い神である分、隠れ天然で決定的に感覚がズレてるところがあるだろうと思
ったんで…(だからって/笑)
攻撃の術も使いますが、補助系や回復の判断力に優れている印象がある子でした。円子や仙
酔水のタイミングは完璧、萌子・矛折なども使い分けていました。
そして禄存のステータスは軒並み高い値でしたが物凄く極端でもあり。体力906に技力560、
心と技はすべて800〜900、体の火も歴代一位で水・風も高く…何故か体の土だけが致命的なま
でに伸びませんでした(汗)500にも届かず、茨木に狙われまくって頻繁に表示を黄色くして
ました…。終盤に体の水が伸びないとか火が伸びないとかいうケースは、日下部・御鏡でもあ
ったのですが、土だけで他は極端に高いというケースは初めてで。
朱点童子と浅からぬ縁がある氷ノ皇子の子、ということと、顔グラが童顔だったということ
から、禄存は「生まれつき呪いが強くて体が不安定、そのため体が少年のまま成長しない」と
いう設定ができました。なので、煩悩をそぎ落とした清らかな雰囲気を纏う美少年という外見
です。澄んだ美声で歌を歌う、と言う設定もできましたが、これは小説版の俺屍で皇子が黄川
人に歌を歌っていたシーンからです。
北辰家での朱点童子の力の半分は、元々彼が持っていた神と人の血ですが、もう半分は天界
最高位の神であった氷ノ皇子の血を、体に直接取り込んだことによるものなのです。そのため、
かつて天界最高位であった氷ノ皇子の力が北辰の血に混ざった時、同じ『皇子の血』を力の源
の一つとしている朱点童子の呪いと北辰の剣の血が、強大な力でありながら同じ要素を持つも
の同士として、今までになく強く反発しあってしまったということになっています。しかし、
そんな禄存の存在が逆に節目となり、禄存を経て生まれた娘の廉貞は北辰の血にかけられた呪
いもかなり弱いものとなり、廉貞の子破軍の段階で遂に剣の血の封印は解けることになります。
そんなステータスの禄存の課題はどう考えても「土」だったわけですが、プレイ開始当初か
らお嫁さんとして分社勧請済み、禄存が生まれる前からお嫁さんにと思っていた他家氏神様・
須弥ノ堅牢様はなんと土の女神様でした。これは運命ですね(はいはい)
また、お嫁さんの地歩さんは弟さんをお持ちのお姉さん気質、とうかがっていたので、じゃ」
あこの見た目だし…ということで、ちょっと寂しがりやなところもある弟気質という設定も加
わりました。天にいたころは、母方の氏神様や親族に囲まれてにぎやかに過ごしていたので、
来訪間もない頃は母一人子一人の北辰家で寂しがっていました。それでも、母が自分のことを
とても大切にしてくれていることは分かっていたし、家族がいるありがたみもよく分かってい
たので、『心の温かな方を』ということで望んだお相手が地歩さんだったのです。
禄存は地歩さんと心安らぐ交神月を過ごしましたが、その時ふと天にいた頃に似た空気を持
つ交神の館で昔のことが懐かしくなり、子供の頃の癖=裸で過ごす、をやってみたところを
お嫁さんに目撃されて心底冷や汗をかいた、なんていう黒歴史もあったりします(え)(お
嫁さんにドン引きされなくてよかったですが)
禄存は生まれついての体質のため、1歳を過ぎたころから傷の治りが悪くなったり微熱が下が
らないようになりました。地歩さんとの間に授かった娘の廉貞を何が起ころうとも守る、と
誓ってそれを表に出さずに出陣し続けていましたが、1歳4カ月の終りに唐突にその命は終りを
告げます。
地獄の真っただ中、しかも戦いの最中に『それ』が来たことを悟った禄存は、娘を守るため
に奥義を放って鬼たちを退け、1歳5カ月目を迎えると同時に静かに命を終えました。この最期
の台詞は、日下部家の飛炎と同じものなんですが、何だか彼のおかれている状況に合っている
な…と切なくなりました。
「こんなんじゃ、次の討伐には俺は無理かもしれんから、よろしく頼むよ」
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