日下部一族の系譜(最終世代目)


 日下部家の系譜です。初プレイだったので、記録があまり残ってない部分が多い…(^^; 画像が表示されないのは、まだ描いてないだけ(痛)なので、そのうちつけます。

<13世代目>
香澄
香澄 かすみ(1032年9月〜) 風髪・水目・風肌 指南書左3上2 薙刀士 朱点討伐隊  蘇芳と太照天昼子の娘。くりくりした目の愛らしい女の子。この子以後のデータでは、当主 筋の女はすべて緑髪青目になりました。  日下部家の薙刀士は久々でしたが、北斗旋風片手に安部晴明社中を一薙ぎ。初めて安部晴明 に一本勝ちして朱点討伐に行く決心をさせてくれました。薙刀士はいい!と改めて思わせた子。  しかし素質そのものはパッとしていなくて、進言も消極的。対朱点戦でもやたらと後ろに下 がりたがるんですが、後衛3人になると寝太郎で恐ろしいことになるからやめてくれ…!と却 下しまくってました(汗)。前衛に残ったら残ったで赤斗がすぐ寝るし…。  『蘇芳華』の終盤で登場。蘇芳が自身の母神である太照天昼子と交神したのは、自分亡き後 の『大筒』の代わり、戦力の代わりとなる存在を得るためでした。子の来訪はただの結果にす ぎず、相手は誰でもいい、より強い神であればあるほどよいと思っていました。自分と似通う ところがある赤斗の『眼』の力の出所を問いただすという目的もあり、昼子を相手に選んだの です。蘇芳自身が、自分の能力は昼子の血のせいだと思っていたので、その出自をはっきりさ せるためでもありました。  しかし昼子の方は、無邪気な子供時代の蘇芳を知っていただけに、息子の変わりようにさす がに動揺を抑えることができませんでした。蘇芳から直接「母と呼べるのは自分に『蘇芳』の 名をつけてくれた人だけだ」と言われたこともあり、彼女の心に生じた動揺は交神の『失敗』 という形で現れてしまいます。  結果生まれた香澄は、手足を動かす神経系の発達が遅い子でした。頑張って訓練すれば動か せるようになりますが、『自分の代わりに朱点と戦い一族を呪いから解放する存在』、即戦力 を求めていた蘇芳にとっては、来訪したばかりの香澄は『失敗作』と映りました。失敗したな ら『二人目』が必要だ――蘇芳の二度目の交神はそんな理由からでした。  しかし香澄本人は素直でおっとり天然な性格で、母の昼子から「笑顔を絶やさず、お父様の 力になってあげなさい」と言われたことを忠実に守ろうとしました。何も知らず笑顔で「頑張 ります」という幼い香澄の姿に、年下世代の存在に心を許し始めていた蘇芳も情を覚えるよう になります。『失敗作の代わり』のつもりの交神も、戦いに行けるかどうかも分からない香澄 を守る存在を生み出すため、と思うようになりました。蘇芳が下界で直接見ることがなかった 二人目の子に託した言葉は、「姉を守れ」でした。  そんな蘇芳の思いとは裏腹に、香澄はマイペースに努力を続けていきます。母に言われたこ とを素直に守り、笑顔を絶やさず頑張った結果、朱点童子討伐のための重要な戦力になるまで に成長しました。  2ヶ月年上の赤斗は、天然な香澄のことを来訪時から何かにつけああだこうだと面倒を見て やっていました。赤斗の方は先にも述べたとおり、己の感情については全く自覚がありません でしたが(笑)、香澄もまた赤斗に慕情を抱くようになりました。そして朱点との壮絶な戦い の中でお互いの気持ちを知り、討伐後晴れてカップルになる予定です。  『香澄』という名は、音を蘇芳が考え、字を瑞葉が当てました。来訪間もない頃の蘇芳が、 眠れない夜を伽羅の床で安心して過ごせた朝、伽羅が「外はきっと霞がかかっている」と言っ た思い出に由来しています。    「行き先は天国でも地獄でもいいから、先に行ったみんながいる方に私、行きたいナ」 (延長データ)
健介
健介 けんすけ(1030年8月〜1032年2月) 18代目当主 土髪・火目・火肌 指南書右2上3 大筒士 朱点童子討伐隊長 氏神名『日下部自在父』(延長データ)  蘇芳の第二子、香澄の弟。漸く生まれた裏ジャケ剣士顔なのに、この主張が激しすぎるカラ ーリング…(汗)。素質4万ちょいの蘇芳から、いきなり素質4万7000点の健介が生まれて驚き ました。技力もよく伸び、焔には及ばなかったものの566点。技の火が999だったので、イカヅ チ砲で鬼たちを蹴散らす頼れる当主様した。しかし体力に関しては平凡というかやや低め(700 点台)、狙われやすい大筒士なので茨木大将にターゲットにされがちで、そこの点はプレイヤ ーをヒヤヒヤさせてました。  彼が当主の時に朱点童子を倒したため、物語としては健介の代で終わるんですが、この素質 なら昼子を越える氏神になる!と思ったので、別のメモカでは朱点を討伐せずにデータを継続 させました。勿論氏神昇天したんですが、ほぼMAXに近い父系遺伝子に反して母系遺伝子が母 神様(氷家分社氏神)そのままで今ひとつだったため、昼子越えはなりませんでした。父系遺 伝子と母系遺伝子の差がかなり極端なので、交神の際は運がよければべらぼうなパラメータが 期待できるんですが、運が悪いと低めのパラメータがちまちま出ます。交神時の台詞「決して あきらめるな!」は弱い遺伝子が出てきてもあきらめずにリセットしろってことなんだろうか ( え )。  延長データの25代目・司狼が天界最強神として昇天するまでは、しばらく天界最強の男神だ ったため交神にしばしば狩りだされることに。いくらなんでも狩り出しすぎですよプレイヤー (当時は本当に何も考えていませんでした)(若さゆえの略)  『蘇芳華』のラストで登場。蘇芳が『香澄を守るための存在』を遺すべく臨んだ交神で生ま れた子。蘇芳は交神を終えてすぐに死んで氏神になったため、下界で父子が顔を合わせたこと はなく、実質の育ての親は瑞葉でした。ただし、蘇芳は氏神になったので、天界で母神様に養 育されている時に会うことはあったかもしれません。  あんまり芸術方面での設定がなかった日下部家の中で、唯一「笛が上手い」という設定があ ります。延長データでの遺言は「俺」ですが、一人称は「僕」です。  瞳の色が示すとおり、健介には蘇芳の能力は受け継がれませんでした。穏やかで思慮深く、 笑顔を絶やさない好青年。しかし状況判断の的確さと速さは以上、赤斗が『眼』の力で鬼の 動向を予測し、その情報を元に直ちに判断を下すのが健介という役割分担が完璧になされてい ました。  色合いは奇抜だけど(汗笑)温和なイケメンなので、呪いが解けたらモテてるといいと思い ます。 「笑うなよ…俺、生まれ変わったらヒバリになろうと思うんだ…」 (延長データ)
十茅
十茅 とおち(11033年6月〜) 風髪・水目・風肌 指南書右1下3 踊り屋  朱点童子討伐隊 氏神名『高千穂日下部』(延長データ)  蘇芳瑞葉の娘、大和撫子風ビジュアルの美少女。若干3ヶ月(汗)で朱点討伐隊メンバーと して朱点童子と戦いました。健介やら赤斗やら、上のやつらが寝太郎でぐぅぐぅ寝る中、一人 起きて頑張っていました(^^;  継続データでは氏神として昇天し、日下部家最強の女氏神として健介とともに交神のたびに 狩りだされてました(だからもうちょっと考えて交神しなさいよ…)。  『蘇芳華』のラストで登場。見た目こそ大和撫子風ですが、負けず嫌いで芯が強い性格。ま っすぐな風髪は両親に似ず、異母姉の香澄に似通うところがありますが、凛とした顔立ちのた め香澄よりも年上に見られます(笑)。  朱点童子討伐が翌月に決まった時、当時若干三ヶ月だった十茅は討伐隊に入っておらず、最 年長で経験豊富なが加わる予定でした。焔自身も当初は行く気満々だったのですが、それに 異議を唱えたのが十茅でした。始めは健介から経験不足を指摘されて却下されたのですが、諦 めず健介に直談判。  十茅は真正のブラコンで(not恋愛感情)、「兄様が危険なところに行くというのに安全な ところで待ってなんかいられません」と強行に主張。一途な気持ちに弱い焔の理解を得ること に成功し(笑)、日下部家氏神の濃い血がもたらした素質の高さもあって、最終戦では大車輪 の活躍でした。  色合いも落ち着いたものだし美人なので、殿方にはモテモテなのでは…と思いつつも、気性 は完全に体育会系なのでいわゆるお公家の若様はお気に召さないかもしれません(笑)。    「死んだら月に行きたいな。そうすりゃいつだってお前たちのことを見守ってやれる」 (延長データ)


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