御鏡一族の系譜(19〜20世代目)


 御鏡家の系譜です。2回目プレイなので、結構詳細に記録してます。画像が表示されないのは、まだ描いてないだけ(痛)なので、そのうちつけます。

<19世代目>
鈴華
鈴華 すずか(1041年11月〜1043年7月) 風髪・風目・水肌 指南書左2上3 剣士  穂積の娘。ひ弱だった父親に似ず、初陣でいきなり体力800超えてプレイヤーを驚かせました (笑)。最終的にはモリモリと900を突破。見た目が19代目当主の鈴鹿そっくりだったので、名 前はちょっともじって鈴華。ちなみに美脚娘だそうです。体の火もそこそこ伸びたので主戦力と して活躍、前線の頼もしい盾となりました。  この子もお業さんが母神です。梨花とは年の離れた姉妹。穂積がお業さんを選んだのは、漣丸 と同様に、激化していく戦いの中で『朱点童子と同じ要素』を求めたからでした。父親はあんな 感じで思いつめるタイプでしたが、穂積自身が湧弥以外にはそれを出そうとしなかったこと、お 業さんも自分の子供の分まで、と梨花に続いて鈴華も愛情深く育ててくれたため、鈴華は大らか な姉御気質に育ちました。  親同士が親友でしたが、2ヶ月年下の正澄に対しては、彼の絶世の美貌と折り目正しさからど ことなく近寄りがたい高嶺の花ような気持ちを持っていたため、特に何事もありませんでした。 この子の周辺世代は女子が多く、一族全員が祝福した湧弥美晴の交神模様を見ていたことも あって、むしろ交神に夢見がち(笑)。素敵な逢瀬を夢見て月光天ヨミと交神し、ヨミといい 仲になって帰ってきて年下女子達を大いに羨ましがらせました。  しかし来訪した息子の月刃丸のことは、女の子だったらよかったのにーと、女の子の着物を 着せてあれこれいじっていました。母的には愛情表現のつもりだと思っている(タチ悪いよ) 月刃丸が年長の娘達からいじくられていても、「男の子は少しぐらいいじられたほうが逞しく なるものよ」とむしろ推奨しているような母でした。  そんなわけで、同人誌『遠キ異国ヨリ』でも『暁月夜』でも、お姉さま方からシメられる息 子を笑顔で見守るという位置づけで登場しています(え)  遺言は女の子世代の一番上らしく、泣けました。この子は湧弥が出陣した時5ヶ月の多感な時 期だったので、ただ見送るしかできなかった背中に色々思うところがあったのではと思います。 「どうせ死ぬんなら、あんたたちの悲しみや苦しみ全部引き受けて死にたい…」
正澄
正澄 まさずみ(1042年1月〜1043年7月)32代目当主 水髪・風目・土肌 指南書左2下6 踊り屋  湧弥の息子。体力もそこそこに伸び、技力が異様に高かったので露払い及び速鳥係でした。 技の値も高く、火と水は毎回30近くあがってました。湧弥の息子だけあって体力800、技力 が600の大台に乗った…と喜んでいたら、知らないうちに723。しかし、これだけ強かったの に氏神にはなりませんでした。  同人誌『遠キ異国ヨリ』の序盤〜中盤、『暁月夜』の序盤と『その掌に在るもの』の回想 シーンで登場。常に菩薩のように柔和なアルカイックスマイルをたたえる美青年。幼い頃か ら、父の湧弥に「舞手の後継者」として育てられてきたため、父であり師である湧弥を心か ら敬愛し、父のようになりたい、と幼い頃からひた向きに努力するような子でした。そのた め、いつも折り目正しく父のいうことを聞くのが自分でも当たり前のようなところがあり、 子供らしい感情をあまり表に出さない子でもありました。  湧弥の死後は、父の力になれなかった自分への悔しさからか、本来の柔和な面に加えて御 鏡家に好意的でない相手に対しては苛烈な面も見せるようになります。父が志半ばで成し遂 げられなかった御鏡家の立場を磐石なものにすることに尽力したので、彼以後は政治的な不 安は一掃されて安定した時期に入りました。  御鏡の舞手で彼より(かなり上の方で)優れている子は息子の暁良以下何人もいましたが、 舞の芸術性は彼が一番でした。内裏では「天人の舞」と賛美され、笛の名手でもあったので、 湧弥の琵琶とともに御鏡家の評判を上げる重要な要素になりました。  また、彼は父親の湧弥と同様、御鏡家では数少ない陰陽師でした。使役する式神は黒揚羽。 出陣した湧弥が自分の体を炎で焼き払った時、その場に残された灰の一部を彼の友人であっ た晴明が回収し、御鏡家に黒揚羽の姿で送り届けたことに由来しています。  そんな彼は女子世代の中で近寄りがたい高嶺の花、神聖視すらされていて、本人も特にこ れといったそぶりがなかったので浮いた話は全くありませんでした。そんな彼が心に秘め、 死ぬまでけして表に出さなかった想いの相手は実は美苑。皆が正澄に対して『湧弥の息子』 『舞手の後継者』として一歩も二歩も引いている中、唯一気さくに話しかけたりからかった りしていたのがこの美苑でした。『遠キ異国ヨリ』でも、美苑が正澄に軽口を叩いているシ ーンがあります。  交神相手には、父がそうであったようにただ遺伝情報だけ、舞手の血を残すことだけを望 んで太照天夕子と交神。しかし交神の際、亡き父が昼子の側近として手腕を発揮していると いう話を夕子から聞き、父がその位置にいる限り御鏡は天の脅威の可能性からも絶対に安泰 だ…と心中喜んだ、なんていう裏話があります。  交神相手の夕子に対しては、特にこれといった感情を持っていませんでしたが、授かった 暁良については来訪時から愛情を傾けて育てました。特に息子の純粋で繊細な気性を愛し、 この息子に自分以上の強大な力、舞手としての類稀な能力が宿っていることに複雑な思いを 抱いていました。『その掌に在るもの』では、暁良への指南のシーンで、正澄のそういう心 境についての描写があります。  こういう設定が固まった後にこの↓遺言を見ると、物凄く重いことを言ってたんだな…と思います。 「『悲しみの数だけ心は強くなる』…どうだ?歌にしたらいけそうな文句だろ?」
緋那
緋那 ひな(1042年4月〜1043年10月) 火髪・水目・風肌 指南書右1上2 弓使い 氏神名『須弥ノ御鏡』(※別データ)  梨花の娘。耳の形が寝太郎そっくり…とのことですが、まさか芽が生えてるわけじゃあな いだろうな(笑)。技の火・体の火はぐんぐん伸びたものの、体の水の伸びが実に悪かった です。来訪時何となく嫌な予感がしたので、壊し屋じゃなく弓使いにしておいてよかった…。 土神の子供は体力に不安のある子が多い気がします。体力がないのは自分もよくわかってい たらしく、水の神様にご執心、とのことだったので、当初は嘗祭露彦の予定…だったんです が、彼の素質のあまりの偏りっぷりにためらいが生じ(この奉納点で水以外何も無いってち ょっと)、氏神で生前体力自慢だった仲蔵と交神しました。  同人誌『遠キ異国ヨリ』と、『暁月夜』では序盤で登場。この世代の中では一番小柄(155 cm)ですが、とにかくエネルギッシュでテンションが高く、ガールズトークが大好き。月刃 丸が小さい頃は、可愛いと言いながら女の子の着物を着せたがっていたので、幼い時分の彼 からは天敵のように見えていたに違いない(笑)  素敵なイケメン様との逢瀬を夢見て交神に臨…みたかったのですが、肝心のお相手(嘗祭 露彦)はイケメンではあっても、あまりにも素質に偏りがあったため「面食いだけど中身の ない男は嫌」と却下(ファンの皆様暴言申し訳ありません/土下座)。子供のためなら…と 妥協して、仲蔵と交神することにしました。彼の思慮深く温厚な人となりには大いに好感を 持ったものの、生憎そのがっしり系な面相は彼女の好みではありませんでした。  ガールズトークが大好きなので、同世代が交神すれば「お嫁さんにしてもらったかどうか」 で超食いつく娘、「儀式のその先(つまりアレがナニです)」には興味津々の耳年増でしたが (笑)、意外と身持ちの硬い子でもあったため、「完全に心を許しきれていないのにお願い するのは失礼」と、仲蔵との交神は儀式のみで終了しました。しかし遺言から察するに、や はりイケメン様との絵巻のような素敵な逢瀬には未練たらたらだったようです(笑)。授か った娘については、自分と色合いがそっくりでとても可愛かったので大変御満悦でした。切 り替えは物凄く早く、サバサバした子でもありますが、本気で好きになった人ができると意 外とウブで何も言えなくなっちゃうタイプでもあります。  氏神候補であったことを思い出したので、別データということで氏神『須弥ノ御鏡』とし て昇天させ、おちょお夫人様宅の蝶々髷娘さん神殿へ住まうことになりました。    「あたしの人生、何か足りなかったんだよね。ちェ!結局わからずじまいか…」
香霧
香霧 かぎり(1042年6月〜1044年4月) 土髪・水目・土肌 指南書右2下2 槍使い  景憲の娘、神秘的な瞳のかわいい女の子。驚異的な体の値を弾き出しましたが、それに反比 例して技は全然でした…どのくらい全然だったかっていうと、御年9ヶ月で『雷幻大風車』 (若草山萌子の子供)と『刃落雷撃』(タタラ陣内の子供)を復活させるくらい(滅)。結局 無敵陣は復活できませんでした。上諏訪竜穂の子供なのに…。技力もてんで伸びず、300もい きませんでした…この時期に(苦笑)。戦い方は中々そつがなく、場合によって前に出たり後 ろに下がったり。しかし、術がからっきしのくせに『鳳招来』を無意味に使いたがるのはやめ て(笑)。  景憲は日下部家の顔、香霧は蓮華顔ということで、梁顔から蓮華顔が生まれた!と当初は 二人の絆の深さを喜んだのですが。香霧が福郎太と交神し、男子ランダム顔1号として生まれ たのが、この景憲と寸分違わぬ容姿(景雅)だったため、もう笑うしかなかったという。しか も、香霧存命時に来訪した麗佳の息子・男子ランダム顔2号の武虎は、四代目のと同じ顔。 建が溺愛していたのがこの香霧と同じ顔の娘・藤乃ということに気がついて、お前ら…!と笑 い死ぬかと思いました。  同人誌『遠キ異国ヨリ』と、『暁月夜』では序盤で登場。香霧は、プレイ上のステータスが 転じて、可憐でいつまでも少女のような純粋さを失わない娘、おっとり天然で頭の回転は遅め という設定になりました。さらに立派なお胸という設定も追加されましたが、これはなんとな くでした(ちょ)日下部家の蓮華と同じく土髪なので、蓮華と区別するため、眉太めでタレ目、 顔の痣は生まれつきということになりました。  2ヶ月年上の緋那、3ヶ月年下の麗佳光透美とはとても仲よし。月刃丸が小さい頃、緋那・ 光透美と一緒によくいじっていました。香霧の場合、素で可愛いね〜vと喜んでいて、そのお っとりとした雰囲気に月刃丸も強く拒否できず、ある意味最強でした(笑)。  福郎太との交神については、香霧が殿方と二人きりになるなんて到底無理なほど純情な娘だ ったため、当時の当主だった麗佳が本気で心配して(笑)、お似合いの方はいらっしゃらない かしらとイツ花に相談して決まったことでした。香霧は、緊張のあまり卒倒しそうになりなが ら福郎太との交神に臨みましたが、優しく包容力のある福郎太の振る舞いに一目惚れ(笑)。 福郎太も純情で可憐な香霧に好感を持ち、福郎太のお嫁さんになって帰ってきました。生まれ たのは自分の父親に瓜二つの景雅で、周囲は「そこまで香霧さんが心配だったのか」とドン引 きでしたが、香霧本人は「父様に似て可愛い」と御満悦でした(天然)  遺言から、福郎太にちゃんとお嫁さんにしてもらったことが分かります(深読みしすぎ)お 嫁さんにしてもらったのに子供は自分のお腹で産めなかったら悲しいじゃないですか。      「今度生まれてきた時には、自分のお腹で子供を産んでみたいわ…」
光透美
光透美 ひとみ(1042年9月来訪〜1044年4月) 火髪・水目・水肌 指南書右2下3 大筒士 氏神名『清乙女御鏡』  M1号様ご一族・仁歳家からの養子。麗佳とは同い年で、カラーリングも同じです。麗佳に比 べると体力に200近く差が(^^; それにもかかわらず、とにかく積極的に前に出たがるのでプ レイヤー的には毎回ヒヤヒヤさせられていました。茨木に殴られると一気に体力が半分以下に なっちゃうんだ…。緋那とともに雪のたすき必須の子。技力は400後半まで伸びました。  同人誌『遠キ異国ヨリ』のヒロイン(ヒロインというキャラでも/笑)、『暁月夜』では年 下男子を漢らしく引っ張るお姉さんとして登場。ゲーム上での事実では、勝気であっても体力 には不安がある娘だったんですが、話の上では身長182cmの超体育会系という設定(え)。元々 は「ちょっと背が高い」程度の設定だったはずが、同人誌のネームをきっているうちにあれよ あれよと大きくなりまして(……)麗佳に引けをとらない顔立ちの持ち主のはずなんですが、 体格があまりに対照的すぎるので目立っていません(笑)。見た目のとおり、豪快な性格の姉 御肌。女子としての自覚があんまりないため、夏場に「暑い」と言っては暁良月刃丸の前で も気にせずシースルーの生絹(すずし)でウロウロして、麗佳に怒られているような娘です (え)  ゲーム上では仁歳家様からの養子です。しかし、「角のある容貌を母親から嫌がられて養子 に出された」というあんまり喜ばしくない経緯があるため、物語の上での光透美の実家は架空 の一族ということになっています<(_ _)> 子供心に母親が何故自分を嫌がったのかは理解し ていたため、氏神になった湧弥の口ぞえで御鏡にやってきた時は、「どうして角があってよそ の子の自分がよくしてもらえるんだろう」と戸惑っていました。しかし、養母の美苑の気風の よさと、『同い年の従姉妹』の麗佳の天然さ(笑)によって、戸惑いながらも光透美は御鏡の 一員として一族の仲に迎え入れられていきます。  それでも「どうして自分が」といたたまれなくなった光透美は、一族総出でお祭りに出かけ た時に自分から距離をとろうとしますが、それを追いかけてきたのも麗佳でした。光透美はこ のことがあってから、御鏡一族を完全に「自分の家族」と思うようになり、「この家に来てよ かった」という思いを胸に、元気に討伐隊として活躍していきます。  交神相手には28代目当主だった仲蔵を選びました。緋那が「人となりはとてもよかった」と 言っていたことに加え、身長186cmの漢らしい外見が気に入ったようです(笑)。また、常々 「この家に来てよかった」と思っていた光透美は、大好きなこの家の血を子供にあげたい、と いう思いから氏神との交神を望んだのでした。仲蔵については「いい人だなと思ったけど、親 睦を深めるにはちょっと時間が足りなかった」と言って交神時は儀式のみでしたが、麗佳に続 いて氏神昇天した後天界で仲蔵と再会し、お互い好意を抱いていることが分かって夫婦になり ました。ちなみにこの二人の娘の萌香は、身長156cmであんまり凹凸がない子です(どこから出 た、その要素)。  光透美にとって麗佳は親友であり姉妹のような存在で、この世の誰よりも幸せになってほし いと思っています。なので、あっけらかんとした気性の光透美も、麗佳のことがからんでくる とムキになるところがあります。光透美は氏神になった後で初めて、麗佳が秘めてきた恋心を 知ることになるんですが、自分にも教えてくれなかった、と釈然としない気分でした(笑)。  また、麗佳が暁良への想いを抱いたまま交神した際、吠丸からの申し出に応じたことについ てはやはり氏神後に知って激怒し、「麗佳の気持ちも知らないでこの野郎」と締め上げそうに なった、なんていう裏話があります(すみません)(吠丸には何の悪気もありませんでした)  後に、麗佳の息子である武虎から「知らん女神よりも知ってる人の方がいいや」という大変 大雑把な理由で交神相手に望まれ、驚く麗佳を尻目に「あっそう」と大雑把に応じましたが (……)、生まれた娘は何と光透美と寸分違わぬ顔。末期の台詞を聞いた時は「らしいなあ」 と思ったものでしたが、本当に実行してくれました。  また、もう少し後の世代でもう一人娘(凪沙)をもうけているんですが、この子も角持ちで …どういう要素なんだろう(笑)。      「生まれ変わってやる…朱点の首をかくまでは、私、何度も生まれ変わってやる」
麗佳
麗佳 れいか(1042年9月〜1044年3月)33代目当主 火髪・水目・水肌 指南書右1下3 薙刀士 氏神名『御鏡白山天』  美晴湧弥の娘。驚異的な体力の伸びを見せましたが、美晴に似たのか消極的なところ があり、戦場ではすぐに後ろに下がりたがるのでプレイヤーを困らせました(笑)。薙刀 は前に出てこそだろ…(^^;しかし切り返し奥義『鏡返し』の発動率が高かったです。体力 は軽く800越え、体の火も伸び技力も500に届こうかというところまで伸びました。さすが 湧弥の血を引くだけあるわね!とプレイヤーを大いに喜ばせました(笑)。  同人誌『遠キ異国ヨリ』のヒロインの一人で、『暁月夜』では年下男子のマドンナ的存 在で登場。  麗佳という名前は父の湧弥がつけました。美晴との交神の際、子供の名前はあなたがつ けてほしい、と美晴から頼まれたからなんですが。湧弥が大層愛らしい顔立ちの娘に、親 バカ丸出しでつけた名前がこれです(笑)。一族を守って死んだカリスマ当主と、その当 主を一途に恋い慕った美晴との間に生まれた、という経緯から、麗佳は一族にとって幸せ の象徴みたいな子でした。来訪時間もない頃から、一族全員に愛情を注がれて育ちました。  おっとり天然なお嬢様気質、何気に頑固なところもあります。同じカラーで同い年の養 子・光透美とは本当の双子以上の絆で結ばれている間柄。当初「自分はよその子だから」 と頑なだった光透美も麗佳のおっとり天然なペースに巻き込まれてしまっていました(笑)。  責任感はとても強いため、特に当主就任後は「自分は当主だから」と必要以上に無理を しがち。麗佳のそういう様子はすぐに光透美に気づかれてしまい、何かと小言を言われて いました。その実、根っこの部分での関係は麗佳の方が上です。麗佳はよほどのことがな い限り怒らない子ですが、本気で怒ると光透美も逆らえない(笑)(CP質参照)  少女時代は、当主だった異母兄の正澄に淡い憧れを抱いていました。兄の内面の葛藤を 知っていた数少ない人物で、兄様の力になれれば、と傍らで光透美と一緒に頑張って戦っ ていました。正澄もそんな妹の気性を好ましく思い、自分の余命がわずかと悟ると麗佳に 次期当主の任、そして繊細な気性の息子・暁良のことを託しました。  麗佳は当初、兄の信頼に応えようと暁良の面倒を甲斐甲斐しく見ていましたが、自分の ことを真摯に心配し支えになろうとしてくれる暁良に、次第に恋心を抱くようになります。 勿論暁良の行動は麗佳のことを好いていた故なんですが、麗佳は「自分は暁良よりも9ヶ 月も年上なのだから」と厳しく自分の感情を律し、その想いは親友の光透美にすら気取ら れることはありませんでした。  交神は遺伝情報重視で黄黒天吠丸を選んでいますが、相手からの「儀式だけの子供には 実感が湧かない」という申し出に応じてもいます。麗佳は暁良への想いを心のうちに閉ざ したまま天寿を迎えました。  しかし、暁良の麗佳への想いを知っていて、ふとした時に垣間見せた麗佳の本心もたま たま目撃していた月刃丸の後押しがあり、氏神になった麗佳は暁良と交神に至りました。 暁良も氏神になったので、天界で夫婦仲睦まじく暮らすようになります。  とにかくこの二人は双方天然で、素でラブラブして素で照れあっているような仲なので、 第三者が見たら砂を吐きそうなカップルです。主に吐いてるのは光透美ですが(笑)。  末期の台詞はいかにも麗佳らしいな、というものでした。    「真っ直ぐに、いつも真っ直ぐに歩いていく。決して後ろを振り返らない。そうす れば、たとえ迷子になっても迷子になった気はしないものよ」
<20世代目>
月刃丸
月刃丸 つくはまる(1043年4月〜1044年10月) 風髪・風目・風肌 指南書左3下1 槍使い  鈴華の息子。1043年4月とありますが、来訪したのが刃のように細い月の夜、親神がヨミ様 だったためにこんな名前になりました。そんな理由なので誕生日は安易に4月3日(え)  鈴華が体力自慢だったのに対して、びっくりするほど体力がなく、700に届きませんでした。 緋那が戦線から退いた後、雪のたすきはそのまんま月刃丸に引き継がれまして…祖父にあたる 穂積が復活したかのような打たれ弱さ、そして泣けるほど技火が伸びないので梵ピンをまるで 覚えてくれませんでした。その割に、2ヶ月年下の暁良とそろって体の火自慢。見た目のカラ ーどおりの技風の人だったんで、剛槍山嵐を片手に攻撃面では活躍。攻撃力が高いのに紙のよ うな防御力という、某赤いザクのような子でした(笑)。  同人誌『遠キ異国ヨリ』では中盤以降で登場、『暁月夜』『その掌に在るもの』の主人公の 一人。この子の次に若いのは麗佳光透美ですがその差7ヶ月、しかも正澄まで上は全員女子。 長じると精悍な風貌になる月刃丸でしたが、幼少時はまっすぐで癖のない美髪が災いし(笑)、 お姉さま方から「可愛い」と女の子の着物を着せられてはいじられていました。  光透美に対しては、来訪間もない時に首根っこを掴まれたという恐怖の刷り込みがあります (笑)。また、初陣で気後れしているところを「甘ったれるな」と容赦なくボコられたという 経緯もあるため、けして嫌いではないんですが天敵のような苦手意識があります。  女所帯で育ったためか、女性に対してやや冷めた目線を持っています。2ヶ月年下の暁良が来 訪した時は、「仲間ができた!」と妙な連帯感を持ってました(笑)。元々周囲を良く見て気 遣いができる気性でもあり、繊細で天然な弟気質ながら、類稀な舞手の才を持つ暁良を常に傍 らでフォローしてきました。  お姉さま方からいじられたりシメられたりしている中、麗佳にはほのかな憧れを抱いていま したが、暁良が麗佳に想いを寄せていること、さらに麗佳も暁良に想いを寄せていることには 気が付いていました。だから自分に交神の話が出てきた時、水神として昇天した麗佳ではなく 鏡国天有寿を交神相手に選び、暁良の背中を押して麗佳との交神を進めました。月刃丸がいな かったら、暁良と麗佳の想いは氏神昇天後も平行線のままだったかもしれません。月刃丸自身 はその選択に後悔はなく、「あるべきところに収まった」と満足げでした。鏡国天有寿に対し ては、儀式のみで勿論恋愛感情はなかったものの、「いいひとだった」と好感を持っていて、 生まれた娘も可愛かったのでその点でもご満悦でした(笑)  暁良が後の世代のために出陣したい、と言って娘の璃子を託しに来た時は、月刃丸は既に余 命わずかの状態でしたが快く指南を引き受けました。薬で延命しながら璃子に指南を施し、暁 良の帰還を見届けてから安心して息を引き取りました。  彼の遺言は、自分は御鏡家最強の舞手として生を受けた暁良を補佐するために生きたのだ、 という誇りを感じてちょっとジーンときました。当初は単に親神にちなんでつけた名前だった ので…。結果として太陽と月という役回りを演じることになりました。 「人は何かをやるために生まれてくる。それが何なのか気づくかどうかで人生の値打 ちは変わると思うんだ。うちはそれを探す手間が省けて、へへ…面倒がなかったナ…」
暁良
暁良 あきら(1043年6月〜1044年11月)34代目当主 水髪・風目・土肌 指南書左1下6  踊り屋 氏神名『月影ノ御鏡』  正澄の息子。美少年から美少年(゚∀゚)!って感じでした。カラーもパパ似、元々正澄の名は 水をイメージしていたので、暁良も最初は水にちなんだ名前…と思ったのですが。夕子の子な のでなんとなくフィーリングで『暁良』とつけました。本当に何となく、でつけた名前だった んですが、後に『暁』の名に相応しい華々しい活躍をするようになります。  体の水はてんで伸びませんでしたが、体の火は討伐隊の中でもかなり伸びた方だったので、 後方から鬼をガシガシ倒していました。伸びが特に顕著だったのが技力。一度成長すると一気 に25くらい伸びるというハイペースさで、一体どこまで行くんだと気になって初の成長終了ま でいきましたが、体力714に対して技力何と808。しかも白拍子の衣+ツイナの面+当主の指輪 という組み合わせなのに防御力は何故か999でした。このへんは祖父の湧弥、父親の正澄から 連綿と続いている御鏡家男子舞手の能力ゆえか…おそらく初の天才なんじゃないかと思います。 暁良の遺伝子はそのうち御鏡家全体に広がりますが、後の世代では、舞手にするとかなりの確 率で技力が600以上出ました。恐るべきハイパー遺伝子です。  同人誌『遠キ異国ヨリ』では中盤以降で登場、『暁月夜』『その掌に在るもの』の主人公。 御鏡家最強の舞手の力を受け継ぎながら、感受性が強く繊細、おっとり天然なところがある弟 気質。自身の強すぎる力には当初恐れすら抱いていましたが、月刃丸が「お前の力を頼りにし てる」と言ってくれたこと、初陣の時麗佳が身を挺して自分を守ってくれたことで吹っ切れ、 御鏡の舞手として力強く生きていくようになります。  生真面目で自分に厳しく、ちょっとはかなげな印象がある麗佳には初陣の頃、自分を守って くれた時から恋していました。ただし相手は9ヶ月も年上、麗佳に比べて自分はまだまだ未熟 だ、と気後れしていた部分が大きく、その想いを告げることなく麗佳は天寿を迎えてしまいま す。麗佳から当主を引き継いで間もなく、その麗佳に氏神の資格がある、という話を聞き、た めらうことなく了承。これは、自分が麗佳と交神するためではなく、麗佳の能力と人となりに 心から尊敬の念を抱いていたため、後の世代のためにきっと力を貸してくださると思ったから でした。暁良が麗佳に想いを寄せていることを知っていた月刃丸から、「惚れた女が氏神なの に交神しなくてどうする」と言われて漸く、麗佳と交神するチャンスがあることに気づくとい う有様(天然)それは当主権限の濫用ではないのかと困惑する背中を月刃丸に押し出されて (笑)、暁良は麗佳と交神に至り、お互いの気持ちを確かめ合うことができました。  1歳4ヶ月の時、麗佳との娘である璃子が来訪しましたが、プレイヤー的に彼の成長の限界を 見て見たかったので娘の指南を月刃丸にまかせて出陣(そして上記のステータス)。勿論それ はプレイヤーの意図でしたが、もうひとつの目的は舞手の跡継ぎとなった璃子のためにウズメ の舞を取ってきてやりたいというのがありまして。暁良は既に命に翳りが見え始めていた親友 に璃子を託し、見事目的を果たして帰還。月刃丸は暁良の無事を確認した後息を引き取りまし た。  自分にはまだなすべきことがたくさんあり、月刃丸もそれは望んでいないと認識していた暁 良は、生涯自分を支えてくれた親友の死に際しても涙を見せることはなく、薬で延命しながら 娘に舞手の技能を伝授しました。  そして、月光を意味する『月影』の名を冠する氏神として昇天。氏神にはならなかった親友 の名を胸に、暁良は麗佳とともに一族の行く末を見守っていきます。    「善悪の判断なんて面倒なコト、今は問うな。後世の暇人に任せてしまえ」
炎華
炎華 ほのか(1043年8月〜1045年2月) 火髪・水目・風肌 指南書左3下3 壊し屋  緋那の娘。顔立ちが凄くママ似に思えたので、プレイヤーを大いに喜ばせました(笑)。 壊し屋さんにしてみたものの、どういうわけだか仲蔵の水の要素が現れて来なくて体力は600点 代。月刃丸暁良・炎華が出陣すると、一気に何代前になるんだっていう勢いの体力最大値の心 もとなさ(笑)(そして一番硬いのが何故か暁良)。体の火も伸び悩んだので、天ノ羽槌で助け られてはいましたが、結構壊し屋じゃなかったら苦戦したかも。進言にはそつがなく、状況判断 も的確だったので、壊し屋じゃなく緋那と同じく弓にでもしてあげた方がよかったかな…と思い ます。討伐先で拾った体の火増強の薬は、全部炎華につぎこまれていました;下の世代に比べる とどうしても素質面で見劣りするため、留守番していることが多かったにもかかわらず、忠心は あまり下がらない子でした。  同人誌『遠キ異国ヨリ』では緋那の娘としての幼い姿で、『暁月夜』、『その掌に在るもの』 では暁良率いる討伐隊の一員として登場。来訪時は無邪気な子供で、当主になることを夢見てい ましたが、初陣間もなく自分の能力の限界というものを早々に悟りました。そのためか、体力以 外は恵まれた資質を持っていた母・緋那のようなハイテンションさ(笑)はなく、常に一歩引い て自身を冷めた目で見るようになります。留守番が多くても忠心が下がらない部分は、自分の能 力ではそれでも仕方ない、と思っていたんじゃないのかなと思います。  2ヶ月年上の暁良には初陣の頃から恋心を抱いていましたが、自分自身の能力の低さが負い目と なり、御鏡家最強の舞手として華々しく活躍する暁良にその気持ちを伝えることができないでい ました。そして、暁良が麗佳を交神相手に指名した時に、暁良の想い人が誰であるかを知ること になります。炎華も麗佳が名実ともに優れた当主であることはよく分かっていたので、実力的に も人となり的にも到底かなわない、と長く心に秘めていた恋を諦めざるをえませんでした(月刃 丸が100質で暁良が交神した時の炎華のリアクションに言及していますが、表面的にはあくまで もドライなものでした)。  そのため、火神との交神を予定していたものの、相手には火属性氏神の暁良ではなく吠丸を指 名。吠丸は、以前軽い気持ちで麗佳を口説いて酷い目に会った(光透美に/笑)ので、当初炎華 には引き気味でした。しかし、なんだか思いつめている様子が気になって話をきいてやっている うちに、炎華のいじらしさが可愛く思えてきて「振り向かない男なんかより俺にしてみないか?」 と口説きました(笑)。しかし返事は「否」。炎華は、あなたのお言葉はとても嬉しいけれど、 同情や一時の感情に流されたくない、と言って儀式だけで終了しました。自分の思いを迷うこと なくはっきり伝えてきた炎華に吠丸はさらに好感を持ち、氏神になることはなかった炎華をお蛍 のもとで見送りました。ここにきて初めて、炎華は「あなたにお嫁さんにしてもらえばよかった」 と涙を零しました。  後半生留守番が多かったのにこの遺言、というのがまた、彼女の芯の強さがうかがえて切ない 感じです。    「死ぬことは怖くはない。あんたたちに会えなくなることが辛い…悲しい…」
景雅
景雅 かげまさ(1043年11月〜1045年4月) 土髪・水目・火肌 指南書右1下5 大筒士  香霧の息子…ていうか男子ランダム顔1号でお父さんキターー!!とプレイヤーを大爆笑 させた子(笑)。顔は同じな上、カラーも何一つ違うことのないこの子が画面に浮かび上が った時は目を疑いました。梁と蓮華の縁の深さというか、これはむしろ景憲の執念だと思い ました(笑)。その心意気に免じて、景憲から1文字いただいて名前は景雅。  体格がいいそうなので、優男で肉がつかない体質だった梁と違い、武人らしい肉体に成長 したと思われます。体の火・水自慢で前線に出て全弾発射したがる重戦車。この辺も景憲に 瓜二つです。とにかく頑丈なので、軽装備の大筒士にもかかわらず何故か前列に配置されて いることもしばしばでした(実話です)。技力は400に手が届くか届かないか、というくら いで多くも少なくもない程度。お勉強はとりたてて苦手、というわけではなかったようです。  しかし、泣けてくるほど技火・水が伸びず、初陣1発目で技火上昇値が2でプレイヤーを絶 句させました…(^^; 技全般がまるでダメだった母親の香霧と違って、福パパががんばって くれたらしく、風はそこそこ、土はだいぶ伸びましたが…火と水はほんとにダメでした。勘 弁してくれ。素質を見た時は、かなり高かったので大喜びしたんですが…。  投薬(笑)と大海ノ錦帯による底上げで何とか全部の術を覚えさせることには成功しまし たが、技の伸びについてはまるで期待していなかったところ、1歳3ヶ月になった時にいきな り技風上昇値が56という値をはじき出してプレイヤーを驚かせました(笑)。お前…!もっ と早くやれよ、そういうことは!(笑)マイペースなんだろうと思います。  とにかく負けず嫌いの天邪鬼。前世の記憶(笑)は持っていませんが、絶世の美女でいつ までも少女のように純情可憐な母親を守ってやらなくては、という潜在的な使命感に燃える 迷惑な息子。景憲の項目でも述べましたが、景憲が生きていた時分はまだ御鏡家に政情的な 不安が残っており、実兄の湧弥があんな死に方をしたこともあって、娘が心配だったからと いうことによる執念の転生なのだろうと(笑)。生まれ変わってみれば御鏡家はすっかり安 泰となっていたので、その心配性の向く先もなくなり、転じて天邪鬼になっちゃったんだろ うと思っています(迷惑な)。  母ちゃんに近づく男は、対抗意識も手伝って皆敵だと思っているのか、暁良月刃丸に無 条件で敵意をむき出しにするため、業を煮やした光透美にぶん殴られ、麗佳から延々とお説 教を食らってようやく反省しました。反省すると一転して気性のまっすぐないい子になった ので周囲を驚かせましたが、前世の娘(6代目の藤乃です/笑)(香霧と同じ顔)への執着 で武虎が麗佳の息子として生まれてくると、また修羅場が勃発します。とにかく二人で心の 娘(笑)をめぐって鞘当をするため、武虎の母親の麗佳も一族も「もうほっとけ」と呆れ気 味でしたが、最愛の香霧の死に直面してお互いに連帯感が芽生え、それ以後は無二の親友と なりました。  幼い頃は、パパの福郎太とママの香霧にだけは素直なところを見せていました。天界では 福郎太と大変仲良くやっていましたが、福郎太以外の神様には大変に無愛想。黒蝿なんかに は、メンチ切ってました(笑)。福郎太は息子のそんな行状をきちんと見抜いていたものの、 「こういうことは人の中で矯正されるべきだろう」と判断してそのまま下界へ降ろしました (そして矯正されました)  長じてからはまっすぐな気性の兄貴分として、年下面子から慕われるようになりますが、 基本的に母ちゃん以外の女には興味がない(not恋愛感情)ので、太照天夕子を相手に選ん だ理由は『暁良の母ちゃんだから』。当時当主として絶大な戦闘力を示していた暁良の存 在は、天邪鬼だった景雅も認めざるを得ないほどでした。技がちっとも伸びないことを悔 しく思っていた景雅は、暁良みたいな強い子供を授けてくれないかな、と思ったのです。  自分ではなく武虎が当主を継いだことについては、最初少なからず羨望の思いがありま したが、切り替えの早い子なので俺がサポートしてやりゃいいやと思い直しました。つく づくあっけらかんとしてます。授かった雅成についても、自分と武虎とで交互に指南して やっているなど、香霧をめぐって鞘当をしていた幼い頃が嘘のように(笑)仲がいい二人 でした。  しかしなんか根気なさそうな遺言だなお前(笑)。    「そろそろ飽きてきたから、まッいい頃合だーな」
萌香
萌香 もえか(1044年4月〜1045年10月) 風髪・風目・水肌 指南書左3上2 剣士 朱点童子討伐隊(別データ)  光透美仲蔵の娘。春に来訪し、緑の髪と瞳が印象的な子だったので萌え香るとい う意味でこんな名前に。  水の要素が強そうだったので、群雲の剣を装備して対茨木用戦力で活躍してもらう こと…にしたかったんですが、群雲がちっとも手に入らなかったので(御鏡では嫌が らせのように手に入りませんでした)、美剣飛鳥で奮戦していました。体の水につい ては見事に父神の要素を受け継ぎましたが、体の火については伸び具合が微妙。それ でも5ヶ月ごろには術を全部取得し、錦帯装備してもなお苦戦中の男2名(笑)を尻目 に、術の支援としても活躍する。全体的に、体力以外はあまり目立った能力値の伸び を見せていませんが、地味に強い子でした。  討伐先では真っ先に大将首を狙いに行く勝気な娘。愛らしい外見に反してこの辺は 母の気性じゃないかと思います(笑)。実は当時の素質自慢第一位でした。氏神推挙 されましたが、潜在的に持っていた方がバラついていたのと、生前のパラメータがも うひとつパッとしなかったので見送りに。  同人誌『遠キ異国ヨリ』ではラストで登場、『暁月夜』の終盤、『その掌に在るも の』では暁良率いる討伐隊の一員として登場。両親は母が182cm、父が186cmで両方と もマッチョアスリート体型なんですが、なんでだか成長終了しても156cmで凹凸のな い子でした(笑)。どっからその要素が出てきた?!と来訪時に一族を(゚Д゚)とさせ た子。  パラレル討伐で八ツ髪&朱点童子と戦っていますが、ここでも攻撃と奥義しか言っ てこなくて殺る気満々でした(笑)。あと、体力を半分持ってかれた武虎じゃなく 「璃子に泉源氏」とか言い出したので、ツンデレ説が急浮上。親同士が親友というか 姉妹同然なんだから、2ヶ月違いで親しくしててもおかしくなかったんだった…しか し後述するように、武虎は璃子一筋で(not恋愛感情)(おまえら/笑)、女には興 味ねえよ〜というのを隠そうともしなかったので、武虎が命よりも大事にしている 璃子に回復かけることで気を引きたかったんじゃないのか…。  しかし、武虎が「よく知らない女神より知ってる人のほうがいい」という大雑把な 理由で自分の母親を交神相手に指名したことにはさすがに呆れまして(笑)、しかも 生まれた子が母親に瓜二つということにも開いた口が塞がらなかったとか。それでも 諦められず…という複雑な乙女心でした。パラレル討伐の方では、悲願達成後にくっ つくといいなと思います。    「心配しなくても、正義は必ず勝つわよ。時間はかかるかもしんないけどサ」
武虎
武虎 たけとら(1044年2月〜1045年7月)35代目当主 火髪・風目・土肌 指南書左2下4  槍使い 朱点童子討伐隊長(別データ)  麗佳の息子。男子ランダム顔第2号は、香霧の前世・藤乃のととさま顔きました。お前ら面白 すぎる(爆笑)。イツ花には来訪時「穏やかそう」と言われましたが、猫をかぶるな!とプレイ ヤーは即座にツッコミ(え)前世(笑)の名前が『』であることと父神が吠丸なことにちなん でこんな名前になりました。折角吠丸の息子で火の要素が強いんだから、豪槍吠丸を装備すれば いい、とばかりに槍使い。しかしながら、初陣1発目で技風の上昇値が1でプレイヤーを戦慄させ ました(爆)。おま…!そんなとこまで景雅と張り合うな!(笑)体の水と火、風以外の技もぐ んぐん伸びたんですが…この辺、湧弥から引き継がれたのかなあ(苦笑)。戦術の進言自体はそ つがなく、梵ピンが欲しいなと思ってると梵ピンを進言してきたり、太照天が欲しいなと思って ると太照天を進言してきたりするので、その状況判断の的確さと(技風以外の)能力値の高さを 暁良に評価されて35代目に。  技風部分があまりにもアレだったので、交神相手は風神の常世見お風にするつもりだったので すが、神様一覧で見たお風さんのパラメータが結構デコボコだったので…閉口したプレイヤーが じゃあ…と光透美にしたのですが。生まれてきた女の子が光透美と全く同じ顔だったので吹きま した(笑)。これ、光透美が氏神になってないなら景雅と同じく「生まれ変わり」とするところ なんですが…。光透美の執念が生んだのかなあ。  同人誌『暁月夜』の終盤、『その掌に在るもの』では暁良率いる討伐隊の一員として登場。潜 在的に香霧に対して強い親愛の情(※肉親としての)を抱いており、それが気に食わない景雅と は来訪間もない頃から鞘当を繰り返していました(※恋ではありません)。母親の麗佳は折り目 正しく武虎を育て、武虎も普段は素直ないい子に育ちましたが、この鞘当に関してのことになる と豹変するので麗佳を困惑させていました(笑)。渦中にある香霧はといえば、無邪気に慕って くる武虎に対して息子がもう一人できたような気分で可愛がっていたので、この二人を置いて出 陣する景雅は気が気ではありませんでした(笑)。  実母の麗佳、心の娘(笑)の香霧を立て続けに喪って悲嘆にくれましたが、犬猿の仲だったは ずの景雅とこれを境に連帯感が生まれ、以後親友の間柄になりました。暁良が母を交神相手に指 名したことについては特に疑問もなく、第一声は「それなら妹をくれ」(笑)。結果、たいそう 愛らしい妹・璃子が生まれたので一気にシスコンになりました。暁良との間柄は良好でしたが、 璃子は残念ながら暁良一筋のファザコンだったので、璃子の気を惹きたい時は何かと「俺も俺も」 と暁良に対抗意識を燃やしていた(大人気ない)『その掌に在るもの』では、暁良に対して「ポ イント稼ぐな」と怒ってます(本当に大人気ない)  交神相手が光透美だった件については、よく知らない女神に自分の子の命預けるくらいなら、 幼い頃からよく知っていて実力もあった光透美なら安心…ということにしています。元々香霧に 懐き、璃子を溺愛するあまり、女には興味ねえやと思っていたので(not恋愛感情)(景雅とつく づく似たもの同士だな/笑)…生まれた娘が光透美に瓜二つだった件には流石に驚いて、「いや、 そこまでしなくてもよかったのに」と笑うしかなかったという。姉というかとにかく身近な家族 同然だった萌香に対しては、本当に肉親としての感情しか持ってませんでした。パラレルデータ では朱点童子討伐隊長を務めたので、悲願達成後にちゃんと気づいてやれよ。  遺言を聞く限り、執念で転生してきた武虎そのまんまで思わず笑いました(笑)。短すぎた→ 現世のみの場合、長すぎた→前世から込み、みたいな(笑)。    「俺の一生は、短過ぎたか長過ぎたかのどちらかだな」
 
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