<初代の孫たち(3世代目)>
建 たける(1019年5月〜1020年12月)
4代目当主
水髪・土目・風肌 指南書左2下4
槍使い
弧月の息子。父が執念(笑)で取ってきた槍の指南書により、めでたく槍使いとなりま
した。同じ顔は日下部の紅蓮ですが、彼が出番なく幸薄い人生だったのに対し、思いっき
り弾けた性格。家にくるなりいきなりイツ花のケツを触って殴られました。しょっぱなか
ら走ってます。この性格で槍使いのバンダナつけたらなんかヤンキーくさいなあ(笑)。
一族の中では絶大な攻撃力を誇り(七転斎八起の解放、恨み足・右カイナ・左カイナ・稲
荷ノ狐次郎の打倒)、討伐先では頼れる当主でした。
先天性の天才で、戦においてはずば抜けたセンスの持ち主。その反面、事務処理は大の
苦手であるため大抵従弟の
光輝に押し付けていました。お調子者で軽い性格ですが、父親
の弧月に似てかなりの粘着気質らしく、生まれてくる娘(彼の中ではもう娘と決めている)
は絶対セクシーな服の拳法家にするんだ、と執拗に九条楼と白骨城への出撃を繰り返し(笑)、
拳の指南と胡蝶の手袋を見事取って帰ってきました。歴史は繰り返す(笑)。交神相手は
ほんとはもう少し奉納点が上の神様だったはずなのに、可愛い女の子をくれそうだという理
由だけで水母ノくらら様と交神しました(笑)。
生まれるのが思惑通り可愛い娘だとわかって小躍りしていた翌月、槌の指南を取りに鳥
居千万宮へ出撃した際、狐の嫁入り軍団から『お焔』と『夏乱火』の集中砲火にあって危
うく三途の川渡しの世話になるところでした。が、
娘の拳法家姿を見るまでは死ねる
かァ!と執念で一命を取り留めました(笑)。イツ花には「めっ!」と怒られたけど全く
気にしなかっただろうなー。
そして、
娘の拳法家姿を見るまでは死ねるかァ!と根性で
1歳7ヶ月(笑)まで生き、
娘の初陣を無事見届けてから死去。遺言は
日下部家3代目当主の尊と一緒で、漢字は違いま
すが読み方は両方とも偶然『たける』でした。人格は全然違うけど(笑)。初代の子〜孫
世代は、まだ呪いの記憶も新しかったはずなんですが、日下部と違って御鏡は随分あっけ
らかんとしています。初代があまり悲壮感を出さない人だったからかも。しかし、いっぺ
ん死にかけた人が言うと重みが違うな、この遺言。
何かと娘最ラブで暴走しているところばっかりクローズアップされている建ですが(笑)、
その実討伐先では天性のセンスで討伐隊を率いていたし(集中砲火は事故)、当主として本
当に大事な責務だけはちゃんとやってた(どうでもいい雑務は全部光輝にやらせてた)ので、
ダメ当主というわけではないのです。孫世代の中では何気に一番適任だったわけで、狐焔の
人選は必ずしも間違いではなかったわけです(まあ色々光輝の気苦労は増えたけど)
愛する娘の行く末を心から案じ、来世もできることなら娘とともにありたいと願った結果、
藤乃と同じ顔の香霧存命時に
執念で転生するというミラクルをやりやがりました
(笑)。真正親バカです。
「一歩でも後じさったら そこには死神が立っている――そう思え」
光輝 こうき(1019年12月〜1021年6月)
5代目当主
水髪・火目・風肌 指南書右3下1
剣士
奥義『疾風剣光輝』を創作
狐焔の息子。輝く白い歯の持ち主なので名前は光輝(笑)。益荒男刀を装備して(この
段階で手に入るようなモノを地獄めぐりまで延々使っていたのか、日下部家は…)建に次
ぐ攻撃力を誇り、かっこいい名前の奥義を創作しました。
奥義を作ったのが相当体に負担だったのか、かなり悲痛な遺言でした。
お調子者の
建を止める役が従弟にあたるこの光輝。その割に、毎回建のゴリ押しに負け
て面倒を押し付けられる苦労性なところがあります。建が先天性の天才なら光輝は努力型
の天才。几帳面で装束の襟元の微妙なゆがみも許せない性格のため、事務処理も大抵最終
的には光輝がするハメになります(建にまかせておくといろいろなものがあちこちにいっ
てしまって収集がつかなくなる)。
執拗な九条楼と白骨城への出撃もかなり文句たらたらだったみたいですが、建の執念勝
ち(笑)。
「痛い…あちこち痛い…こりゃ、鬼と戦ってる方がなんぼかマシだ…」
彗麻 えま(1020年3月〜1021年10月)
水髪・水目・風肌 指南書左1上3
薙刀士
奥義『慧麻猛毒刃』を創作
萌黄の娘。日下部家2代目当主、
慧と見た目そっくりだったので、彼女から1文字(1文字
しかないよ)をいただいて『慧麻』。
余りにも母親の萌黄がへなへなだったので、他のみんなよりも奉納点が微妙に高い神様
(七枝タケルなんだから大して変わらんよ…)を親神にしてみたんですが、初期パラメー
タは低めながら、ブンブン刀でそれなりに頑張りました。よかった、盛り返して(^^; 状
況判断に長けていて、ボス戦では必ず1番攻撃力の高い
建に『武人』を進言してきたので
個人的に大好きでした。奥義初級編の『双光○○斬』は創作しないで、いきなりその次の
『猛毒刃』を創作してしまった人。どうも個々のパラメータに大幅な差があったようです。
建の十ヶ月下、光輝の三ヶ月下のはずですが、どういうわけか力関係で一番上なのがこ
の慧麻。母親の萌黄が
建と
光輝、特に暴走しっぱなしの建に教育的指導を施すのを日常的
に見ていたため、力関係がそのまんま踏襲されました(笑)。ただめんどくさがりなので、
大体まず建を光輝がとめようとして、それがうまくいかないとどっこいしょと動き出す。
ですが動き出すと後が怖い上、それでなくとも母親の萌黄から散々教育的指導によって怖
い思いをしているため(笑)、パブロフの犬のごとく建も服従してしまうのです。しかし
何度彼女に締め上げられてもめげないのが建です(笑)。
光輝とは年が近いのでいい仲なのかと思いきや、力関係が慧麻の方が上なので全然そん
な気配すらなし。慧麻的には、自分が出なくても大抵は建の面倒を光輝が見てくれるから
いいや、と思っているので、アゴで使っている節すらあります。かわいそうな光輝(笑)。
「真っ暗だ…私にはもう明日が見えない。あんたたちが代わりに見とくれよ…」
露葉 つゆは(1020年7月〜1022年2月)
水髪・火目・風肌 指南書左2上2
弓使い
奥義『連弾弓露葉』を創作
円の娘。日下部家10代目当主、
環と目の色以外は同じでした。どうもこの一族は、寿命
が短い上にイイ遺伝子がことごとく表面に発露してこないらしく(……)、熊祖権現が親
だから遺伝上は土が強いはずなのに、表面に出てきてくれませんでした。でも、木霊の弓
を装備すると結構強かったです。この段階で初代の孫が勢ぞろいしたんですが、何故かこ
の代は全員ストレートな青い髪だったな。
娘を授かることに執念を燃やしていた
建にとっては、1歳を越えてから来訪した愛らし
い従妹の存在は、ドリーム実現へ向かって更なる執念を燃やさせることになりました(笑)。
露葉来訪の月に、白骨城へ赴いて執念で胡蝶の手袋を取ってきています。露葉自身も、建
にはよく懐いていて、建の娘の
藤乃とも年が近いぶん仲良しでした。
建にとっては、同じ一族で年下の可愛い(※ここ重要)女の子というのがとても新鮮だ
ったと思います。10ヶ月年下の慧麻は怖いからな(笑)。
「絶対に勝てっこないヤツからはカッコつけずに逃げなさいね。命は1つしかないん
だから、賭けどきを見誤っちゃダメよ」
<4世代目>
藤乃 ふじの(1020年10月〜1022年8月)
6代目当主
風髪・土目・風肌 指南書右2下2
拳法家
建の愛娘。父が執念(笑)で取ってきた拳の指南により、めでたく拳法家となりました。
肩甲骨と鎖骨のラインが色っぽい美少女なので、拳法家の衣装がよく似合うでしょう。パ
パはもうメロメロです。母神が水面ノくらら様で他よりも少し奉納点は低めでしたが、一
族で初めて『仙酔酒』を習得。えらいえらい。また、体の火が高かったので、素質では2倍
近く差がある(笑)はずの
雅よりもガンガン戦ってました。初めて大江山に登山した討伐隊
を仕切るなど、当主としてバリバリ活躍。
この短命一族において、1歳10ヶ月という長寿を全うしたため、後を継ぐはずだった
雷幻
に当主がまわらず、娘の
菜摘が7代目となりました。あーやっと長生きの子が出たよー(安
堵)。ありがとうくらら様。
幼少の頃はおねしょに悩まされていたため、いつも布団を洗ってもらっていたイツ花に
はちょっと弱みを握られている模様(笑)。この子も粘着気質だったらしく(血筋だなこ
れは…)、どうしても『竜神刀』が欲しかったためまだムリだろうと周囲が言うのを押し
て、大江ノ捨丸討伐を強行したのですが、一気に
3本も竜神刀が手に入ってしまい、ちょっ
と複雑な気分になりました(笑)。
「あんたたちと一緒なら、あたし何度でも…戦えるよ…」
雷幻 らいげん(1021年5月〜1022年12月)
土髪・火目・風肌 指南書左3下5
槍使い
奥義『雷幻大風車』を創作
光輝の息子。一見二枚目風ですが、イツ花によればどうもかなりの大食漢らしいです。
体の火が歴代一位になり、笹の葉丸装備(弱…)にも関わらず
藤乃とともに主戦力として
活躍しました。一歳六ヶ月の時、高齢にも関わらず
雅を差し置いて大江山討伐隊に抜擢さ
れたのも、その攻撃力を買われてのこと。また、初めて選考会に出場した時は隊長を務め、
華々しく優勝デビュー(笑)。
大食漢の割にはいくら食っても身につかない得な体質の人。また、戦歴が輝かしい割に
いつもキメようとしてはずすので、最期はどんな風にキメてやろうかと悩んでいるうちに
寿命が来てしまいました。イツ花もそれを気遣い、「ご立派な最期でございました…」と
は言えなかった(笑)。
「おい、誰か教えてくれ…!立派な最期ってのはどうやりゃいいんだよォ?!」
雅 みやび(1021年8月〜1023年3月)
風髪・火目・火肌 指南書右2下3
薙刀士
奥義『双光雅斬』を創作
慧麻の息子。ただ者ではない目の輝きを持った人。確かに目元涼やかな美青年だしなー。
この顔が生まれたら絶対『雅』って名前にするんだ!と心に決めてました(笑)。親神で
ある怒槌丸の風の素質を引継ぎ、素質歴代一位に昇格。が、素質の割に風以外のパラメー
タの伸びが悪く(風は歴代一位)、術の覚えは今ひとつ。特に体の火がかなり伸び悩んだ
ので、実戦でのいいところはあまり無しでした。素質棒グラフの体の火はそこそこ高いの
に、パラメータがさっぱり伸びないのは、
萌黄の血筋だからかなあ…(^^; 故に一歳三ヶ
月の時、三ヶ月年上の
雷幻に大江山討伐隊の座を奪われ、ちょっと不満が残ったまま娘の
沙羅の指南を行っていました(笑)。
「どうしたんだ、みんな?葬式みたいな顔してよォ。まるで俺が死ぬみたいじゃね
ぇか…」
遮那 しゃな(1021年12月〜1023年7月)
土髪・水目・土肌 指南書左2下1
弓使い
露葉の息子。切れ長の瞳の美青年だったので、遮那王から名前をもらって名前は遮那。
そして美尻。
「殿方はやっぱりお尻ですよ!」ってイツ花…(笑)。パラメータは結構
いい感じだったので、
藤乃・
雷幻が前線で敵を蹴散らすのを後方から支援してました。よ
く考えたらこの初代のひ孫たち、さらさらストレートヘアな美男美女ばかりでしたね。う
ぅ〜ん、イイ感じ。
御鏡家では職業は世襲制ではありませんが、遮那が自ら弓使いを選んだのは、来訪時イ
ツ花があまりにも自分の尻についてアツく語っているのが怖くなり、体型が一番分からな
い服の職業を選んだんじゃないかと思います(笑)。クールな顔立ちの美男だったので、
5世代目の女の子たち(
菜摘・
呉葉・
沙羅)の密かな憧れの君でしたが、交神相手はなん
と葦切四夜子様。実は
ロ○なのか?と囁かれました(笑)。しかも死ぬ間際になって好き
な女がいたらしいことが発覚し、
やっぱ四夜子様か?!と物議を醸し出しました(笑)。
「実は俺…好きな女がいたんだ…。別におかしくは…ないだろ?」